5月12日(土)馮小剛監督作《唐山大地震》上映のお知らせ(現代中国映画上映会)

次回の上映会は5月12日(土)に、中国映画界の巨匠であり、随一の人気を誇る馮
小剛監督による劇映画《唐山大地震》を上映します。

1976年に発生した唐山大地震と2008年に発生した四川大地震。この2つの大地震
翻弄された人々を描いた感動のファミリー・ストーリーです。
四川大地震からちょうど10周年となる5月12日に上映を行います。

上映会場は後楽園駅前の文京シビックセンター2Fにあるシビックホール(小ホー
ル)です。
皆様のご来場をお待ち申し上げております。

現代中国映画上映会
mail: gentyuei@gentyuei.com
HP: http://www.gentyuei.com/

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★★★第547回現代中国映画上映会(定期上映会)★★★
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●上映作品:劇映画《唐山大地震
       2010年/唐山广播電視傳媒公司・華誼兄弟傳媒股份公司など出品
       35mm/カラー/シネスコサイズ/140分/日本語字幕スーパー
       原題◎唐山大地震(Aftershock)
       言語◎中国語(普通話)
       公映許可番号◎電審故字[2010]第058号
       原作◎張翎『余震』
       監督◎馮小剛(フォン・シァオガン)
       脚本◎蘇曉衛(スー・シァオウェイ)
       撮影指導◎呂楽(リュィ・ユエ)
       主演◎徐帆(シュィ・ファン)、陳道明(チェン・ダオミン)
          張静初(ヂャン・ヂンチュ)、李晨(リー・チェン)
          陳瑾(チェン・チン)、陸毅(ルー・イー)、潘虹(パン・ホン)
          張国強(ヂャン・グオチァン)、劉莉莉(リゥ・リーリー)
          張子楓(ヂャン・ヅーフォン)、張家駿(ヂャン・ヂアヂュィン)
●上映日時:5月12日(土) 午後6:55上映開始(開場は6:35)
●上映会場:文京シビックホール(小ホール)
        (文京区役所がある文京シビックセンター2F)
       東京メトロ丸ノ内線南北線 後楽園駅 直結
       都営地下鉄三田線大江戸線 春日駅 直結
       地図: http://www.gentyuei.com/civic.html
●会 場 費:1300円(会員=有効な会員証をお持ちの方)
      1600円(非会員=入会しない方、当日)
●入 会 金:700円(一般会員、同時入会可、有効期間1年)
       ※同時入会(再入会)の方は会場費100円割引あり

※ご来場に当たり、ご予約や申し込みは不要です(受け付けていません)。
 直接会場へお越し下さい。先着順入場となります。

 1976年7月28日。河北省唐山市で仲睦まじく暮らしす方(ファン)さん一家は両親
姉弟の4人暮らし。文革期ではあったが家族全員が仲良く落ち着いた暮らしであ
った。
 そんな平和な一家を前触れもなく巨大直下型地震が襲った。とてつもなく激しい
揺れで建物が崩壊した。母親は何とか難を逃れたものの、逃げ遅れた子供たちが梁
の下敷きになってしまった。母親は子供たちが助けを求め泣き叫ぶのに何もできな
い。何とか近くの人に助けを求めるが、迫り来る余震で更に崩れる危険がある。姉
弟を救うためにはのしかかっている梁をどかすしかないが、近くにいる男たちの力
では両方を助けることが難しい。1人を助けようと梁を動かせば、もう1人がその下
敷きになってつぶれてしまうからだ。救出は一刻を争う。男たちが母親に決断を迫
る。息子を助けるか、娘を助けるか。決断が遅れれば2人とも助からない。片方を
助け、片方を見殺しにするという究極の決断を迫られた母親は息子を選び、娘に許
しを請い号泣した。
 すぐに息子は引き出され助けられた。息子に続いて引き出された娘の息はすでに
なく、圧死した彼女は激しい余震が続く中、近くに放置された。
 しかし、彼女は死んでいなかった。しばらくして息を吹き返した娘は立ち上がり
泣き叫ぶが、母親はすでにその場を離れた後。娘・方登(ファン・ドン)は親切な王
(ワン)さんに震災孤児として引き取られ、王登(ワン・ドン)として育った。しかし、
彼女は実の母親に見捨てられたことをしっかり覚えていた。
 それから32年経った2008年5月12日。唐山から遠く離れた四川省を巨大地震が襲
った。国を揺るがす未曾有の大災害に全中国から支援ボランティアが集まった。唐
山大地震の被災者だった方達(ファン・ダー)もその1人だった。厳しい救助活動の
つかの間、休息をとる彼は、近くにいた別のボランティア女性の身の上話を耳にし
た。どうも、彼女も唐山の出身らしい。自分も唐山からだと自己紹介し、彼女の話
を聞くうちに、彼女こそ亡くなったはずの姉・方登に違いないことが分かった。し
かし、彼女は自分が母親に見捨てられた過去を覚えており、両親たちに大きなわだ
かまりを持ち続けていた…。

 中国映画界の第一人者である馮小剛監督が送る感動のヒューマン・ストーリー。
32年を隔てて中国を揺るがした2つの巨大地震に翻弄された人たちを描く感動作で
す。四川大地震からちょうど10周年となる5月12日当日に上映を行います。ぜひご
来場下さい。

※上映作品のスチール写真などはHPをご覧下さい。
http://www.gentyuei.com/future.html#20180512
※上映会場で中国製DVD《唐山大地震》の販売がございます。中国国内ではすで
 に品切れ状態です。在庫数は僅か。ご来場の際はお早めにご利用下さい。


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