北京、大連周遊
後半大連編（2006年ごろの投稿）
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大連へは定刻より一時間遅れで到着！
預けたスーツケースを取りに行くと違う場所に有ると言われ「最初に
言えよ〜」と大連初日からやられました。
その後、常宿である開発区に移動し約１週間の大連滞在を致しました。
開発区には毎年行っているのですが、今の大連は日本のバブル期以上
の勢いが有り去年には無かったビル・マンションが乱立し更に建設中
の建物が・・・・マジで驚きました。
中国人の友人いわく今建設中のオフィスビルが全て埋れば開発区は更
に大きくなるでしょう！との事でした。
個人的には４〜５年前の市内と比べるとチョット田舎だった開発区が
好きだったので少し残念と言うか寂しいというか・・・・
それより何よりバブルがはじけたときにどうなるのか？と不安が頭を
よぎりました。
開発区を始め隣の金州までもが工場やマンションの建設ラッシュ。そ
れを目掛けて南方や東北奥地から出稼ぎ者であふれかえっております。
嫁さんの叔父の家では昨年まで自宅前には畑が有りましたが、今年行
ったときには畑を全て潰し長屋を建てれるだけ建て出稼ぎ者に賃貸し
ておりました。スッカリ大家になっておりおかげでゆっくり話をする
事が出来ました。
大連滞在中は連日、友人との飲み食いで楽しく過ごさせて頂きました。
しかし、中国の人は初対面で昔からの友達の様に話をするのは尊敬し
ます。今回も私の友人が始めて嫁の親戚等と会いましたが私から見れ
ば旧友のように接します。
友人が言うには私の友達は私にも友達。確かに親友の友人は友人と言
うように信頼関係って凄いなっと思いました。
この様に友人をを増やし横のつながりを大切にするんだなと改めて感
心いたしました。
私も不思議と中国の時間の流れが肌に会い前世は中国人だと思ってお
ります。友人にも言われましたが私は６割以上が中国人化しており長
期で訪中しても何一つ計画を立てずに来て、いきなりの連絡にも対応
するそうです（自分では気付いていないのですが）
また、友人の奥さんにも言われたのですが私と友人の関係は完全に中
国人同士の付き合いだそうです。
私はまだまだ自分を犠牲にして友人の為に何かをする事が出来ません
が、そう言われるのでそうなのかな？と思いました。
また、改めて思ったのが全国から人が集まっており嫁さんの友達も黒
龍江省出身で大連で働き上海で結婚。もう１人の友人も黒龍江省出身
で大連で働き年内には結婚して韓国へ。
北京で有った友人も四川出身で大連で働き北京へ転勤となり北京で結
婚と友達だけでも色々な地方出身で話を聞くだけでも習慣の違いや風
習の違いが聞けて楽しいです。
ただ数多くの少数民族がおり他の民族はわかりませんが、韓国へ行く
友人は朝鮮族で中国国籍なのにパスポートの母語は「外国語」と書か
れるそうです。
彼女はハングル・中国語両方問題無く話せるのでパスポートを見るま
で自分の母語は中国語だと思っていたそうです。（日本語もＯＫなの
で３ヶ国語可能 スゲ〜）
更に朝鮮族の人たちは同じ中国国籍でも海外へ行く時の審査段階で許
可がおりない事が多いようです。色々な理由が有るようですが・・・
そんなこんなしているうちに帰国の日が来てしまいました。
空港には７時に到着しチェックインを順調に済ませ出国手続きを済ま
せました。
時間が少し有るので軽く免税店を見て座って待っていると目の前の通
路を軽食のような物を大量に積んだカートが通過・・・・嫌な予感が
・・・・
でも、乗る予定の飛行機は駐機場にあるし・・・・と思っている矢先
に館内放送が！
嫁さんはすかさずチケットを持って一番ゲートへ。
戻ってきてから聞くと、搭乗券を持って一番ゲートに行くと朝食を渡
すとの案内だったようです。
放送は中国語・英語・日本語の順で流れるので日本人は勿論最後にな
ってしまいます。
その後の放送で「機材の調整中です。次の連絡をお待ちください」日
本語ではこの様に表現、しかし中国語では「飛行機の修理中ですいつ
治るかはわかりません」
その後何回同じ放送を聞いた事でしょうか！後便のＣＡが離陸し午前
に日本発のＪＡＬ・ＡＮＡ便が到着しすでに中国時間の１１時半。日
本時間では１２時半で到着している時間！
すると放送がかかり今までと違う内容。
次の案内は１２時５０分の予定と案内がありました。
そうこうしているうちに朝と同じ軽食が大量に詰まれ運ばれてきまし
た。すかさずチケットをもって行きましたが途中で軽食は引き返して
しまいました。
しかし何故は１番ゲートには人だかりが・・・？？すると大量の人た
ちが逆行していくではないですか？？
係員に話を聞くと３番ゲートに変更との事。放送すりゃいいのにと思
いましたがこれからするのかな？と思っておりましたが結局最後まで
ゲート口変更の放送案内はなし。
更に香港行きと日本行きのＣＺが同時間にゲート前に集合したので大
混雑に。
直後には同じゲートで日本行きのＪＡＬ便も搭乗開始との放送が・・
幸いにも前方にいたので機内に入ってしまいその後のゲート付近の混
雑は見る事が有りませんでした。
しかし、全員登場しても扉が閉まらない？なぜ？機内放送が・・・・
間違って搭乗した人がいる様で・・・・と全員パスポ−ト提示を求め
られ地上係員がくまなくチェックしてその後は寝てしまいどうなった
のか？
ウトウトし目を覚ましましたが飛行機はまだ同じ場所に・・・・離陸
許可待ちで更に１０分だそうです。そして、ようやく離陸したのが１
３時４０分頃でしょうか。ジャスト５時間の遅れ。
本来なら乗り継ぎ便がある羽田に到着しているかも知れない時間です。
機内では遅れたお詫びなのでしょうか何時もの機内食（主食以外）＋
三種類のおかずが入った容器と米飯が入った容器を渡されました。
こんな物で騙されるか〜！と思っておりましたが食べてみると通常の
機内食より全然美味しく特におかずは鶏の唐揚げにあんかけ、海老の
炒めにあんかけ、胡桃・落花生・大豆と野菜の炒め物で美味しく頂き
ました。
その後はワインをがぶ飲みし気がつくと成田上空。着陸しホッと一息
しましたがここからが勝負です。
とにかく羽田に少しでも早く到着し変便しなければ・・・・成田空港
内をとにかく走り出国手続き荷物を取りバスに。
ＡＮＡの空席状況を携帯で確認すると最終便が満席。あ〜南無阿弥陀
仏、バスが渋滞に合わないようにと運転手に「どの位で・・」と質問
した所「今なら１時間チョットで大丈夫かな」と心強いお言葉が。あ
とは到着を待つのみ。お〜ありがたい羽田には８時前に到着し北海道
行きの最終便の２便前にチェックイン成功。
何とか当日中に自宅に戻れましたが自宅到着は１２時少し前。荷物の
整理と片付け、風呂に入り友人への尾も上げを用意し就寝。
あっという間に朝が来て出勤となりました。
最後の最後に疲れましたが、この様なハプニングこそ後々楽しく話し
が出来るネタになるんですよね。
私の場合は嫁さんが大連人なので年一で帰省しておりますが、海外旅
行ほどハプニングが多く特に個人旅行ではもっとその様な場面に出く
わすので楽しいです。
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