利益はSARSの年と同じ・・・

中国の旧正月が明けて仕事が忙しかったのと、風邪をひいてしまったため日記はさぼってしまいました。
弊社は12月末〆なので決算期。この時期にならないと正確な数字を把握しないずぼらな経営をしていてホントにお恥ずかしいかぎりなのですが、いまごろになってうーんと考え込んでいます。昨年の売り上げはSARS騒動のあった一昨年のほぼ50%増加だったのですが、利益はなんと一昨年をほんの少し下回っていました。実感としてはほんとうに50%増しで働いていたのですが、ちょっと脱力してしまう数字となっています。航空券の扱いは増えたものの、中国ビザの扱いが激減したのが主に影響しているようです。2003年9月から15日以内の渡航についてはビザが免除となったので、ビザを取得するかたが少なくなったのです。航空券は売り上げ金額は大きくても利益はとても薄く、ビザは手数料収入は低くても利益の絶対額という観点からは航空券とそう変わらないので、航空券の売り上げの増加でやっとこすっとこビザ関連の利益の損失を埋めたというわけです。もちろんそのことはわかっていたのですが、数字を前にあらためて考えています。競争の激化から本業の航空券関連の利益率も下がっていて、かつ売り上げの大部分を航空券に依存していますから、経営的には憂慮すべきですね。なんとかしなくては・・・

写真は中国国際航空 中部国際空港セントレア)にて