上海のタクシー

中国雑感

浦東空港から虹橋空港まで未明に移動しましたが２００元以上かかりました。深夜は３割増しということですが、タクシーの窓には１キロ２元とあり、領収証の明細では１キロ３元で計算し、さらに３割増しになっていたようです。加算の手口でしょうか？３元タクシーだったのか？深夜は３割増しなのはしかたないとして、浦東から虹橋まで通常１２０元、深夜１６０元程度が妥当のように思いますが・・・深夜で疲れていたので、文句を言っただけでしつこくは追及しませんでしたが、釈然としません。
あと、出先から虹橋空港に向かうときタクシーを拾いました。昨晩泊まった空港近くの虹橋機場賓館に預けた荷物をとってから空港へ行く、とお願いしたにもかかわらず（運ちゃんは「空港には歩いていけばいいだろう」とぶつぶつ言っていた）、虹橋機場賓館についたら保証金としてそこまでの２０元を要求し、荷物をとって入り口に出てきたらタクシーはいなくなっていました。要は待つのが面倒だったのでしょうが、客の立場に立って考えるという思考は相変わらずありませんね。サービスの徹底を何年も前から図っているはずですが、すぐにダレてくるのはなぜでしょう？いくら中国に敬意を持とうと思っても、なかなかそこまで至らず逆の感情を持ちがちな人が多いのは、その入り口でぶつかるサービス業への苛立ちやつまずきの積み重ねにも一因がありましょう。
もちろん職業倫理もあり、楽しく前向きに仕事をする人たちも多くあります。もうずっと言われている玄関口の話ばかりしてもしかたないので、機会をあらためてその人たちの話をします。

（写真は西安のタクシーです。上海のタクシーではありません）