桂林

年末年始は中国・広西チワン族自治区へ行きました。
どちらかというと辺境とされる地域(ウイグル自治区)から中国入門し、
ちょっとしたことで北京へたびたび出入りするようになった私は、
地方にあるメジャーな観光地は案外行ったことがありません。
ソウル1泊してから広州へ立ち寄ってから桂林へ向かいました。
(アシアナ航空でソウルから桂林へ、というルートも可能です)

金桂(キンモクセイ)が多く茂るところから桂林と名づけられ、
「桂林山林甲天下」とされる国際的な観光地
3億5千年前、桂林一帯は海底でしたが
地殻変動で隆起した石灰岩が風雨に浸食されて奇岩、奇峰が作り出されたのだそうです。

り江くだりが桂林観光のハイライト。

今回、ガイドさんをお願いしました。
(自分1人でいけないこともありませんが効率と仕事上の後学の為です)
朝。桂林から1時間半。
川くだりの出発地 竹江へ。
竹江埠頭と呼ばれています。
大桟橋を身近に育っている身としては埠頭という名称はちょっとあれですが
船がたくさんあるので埠頭であることは間違いありません。
どの船も同じ場所にあり、同じ時間に一斉スタートするので、
埠頭までのせまい道は渋滞します。

春から秋の水量が多い時期は陽朔まで4時間ほどのクルーズですが
今回は渇水期ですから途中で引き返すことになります。

両岸の奇岩奇峰には名前がつけられています。
蝙蝠岩、冠岩、桃源、りんご山・・
いろいろな名前がついていますが
要は各自の想像力にまかせてもよいのでしょう。

村人の小さい筏が往来したり、
みやげ物売りが小さい筏を船に横付けして売り込みをしていてきたり

ゆったり進む船上から山水絵巻を眺める。
1−3月は実は渇水期でクルーズは2時間ほどで折り返しになります。
ところどころかなり浅い箇所もありますし、いまの時期は河原になっている箇所もあり、
やはり水量の多い季節がベストシーズンではあります。

調理は船の先端でしている。
昼食はバイキング。酒も飲める(別売)

折り返し地点からは隊列組んでもとの船着場に戻ります


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