広西(龍勝のヤオ族、棚田)

桂林から北西90km(約2時間半)のところにある龍勝は
棚田(ライステラス)で有名です。
ミャオ族、ヤオ族、トン族、チワン族など少数民族自治区
桂林で車をチャーターするほうが効率よく観光できますし、
桂林市内からツアーに参加することも可能です。
ツアーやチャーターの場合、主な棚田に行く前に(棚田自体は龍勝には
至るところにありますが景勝地とされているのはおもに2箇所)ふもとの
ヤオ族の村に行くことになります。
ヤオ族は女性の長い髪が知られています。
一生に一度、18歳のときにしか髪を切らず
18歳のときに切った髪は束ねて地毛とともに結い上げます。
川で髪を洗う姿が観光客で人気ですが
今は見世物になっている面もまあありますが
趣深いですよ。

斜面を開墾して開墾された棚田。
山が深く平地が少ないところで生活するため作られたものです。
700年前から開墾され、清国初期には現在の姿になっていたといいます。
まるで天にかかるはしごのようです。
観光地化された棚田は道も整備されて道を高台へ登ることになります。
ゲストハウスや食堂もあって、観光どころか飛び込みの宿泊も
没問題です。
俗化という見方もできなくはないですが、
機会があれば是非宿泊して日の出や雲海を眺めると良いと思います。
そうそう、今回は冬でしたが
やっぱり田んぼで亜熱帯とはいえ山岳地帯ですから
刈り入れは1年に1回。
ホントは田植えや刈り入れの時期に行くともっと美しいはず!
でも、少数民族の知恵の結晶に感動しました。

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