被害が拡大しないように
北京に滞在したころは時々、中国人に
「日本は地震が多くて怖いね」といわれましたが
四川の生々しいニュースでも明らかなように、
中国は内陸部中心に地震の被害が大きい国で、
地震で死ぬ確率は日本人のそれより高いです。
唐山大地震(1976年）のときは被害状況がなかなか伝わらない上、
外国の援助も拒否して被害が拡大したとされていますが、
今回四川省の地震では、
一昼夜でこれだけの状況が外国に伝わっています。
中国は面子にこだわらず外国に援助を求めてほしいし
日本も四の五の言わずに応じるべきでしょう。
天災もスポーツの祭典も、
政経や民族問題と切り離せない面はありますが
周辺国民の安寧な暮らしがあってこそ
私たちの平和で安全な暮らしがある、のが基本です。
