祝!法大合気道部創立50周年

昨日は母校の合気道部の創立50周年の演武会と懇親会があり
学生やOB OG 他大学や他武道系の学生 多数が集まって
盛大に行われました。
私の同期生も九州や東北など遠来含めて5名参加して
近い世代の先輩後輩含めて旧交を温めました。

懇親会に先立って行われた演武会では
師範(先代の師範が亡くなるときに数名のOBを指名して集団指導体制となっています)や
OB 現役学生の演武がありました。
私はもちろん出る幕はありません(笑)

うちの大学も古い年代のOB---私たちも古くなりつつありますが
ご多分にもれず団塊の世代が幅をきかせています--は
豪快な合気道をする傾向があるようで
時に古武術のような演武もありました。
新しい世代で卒業後3段以上を取得したOGOBの演武は
力強さや見栄えという点は地味ですが、
合気道と言う枠のなかで理詰めな演武をしている印象です。
私などは多くの技や動きを忘れていますから、
彼らに教わらなければなりません。
(ここ9ヶ月サボっている・・・道場行かなきゃ)

合気道は一定の原則はあるのだけれど
同じ流派でも師範や年代によってもやり方はずいぶん違います。
このあたり弁証という原則をしっかりやって治療方針を決めれば
処方の細部は個々で異なる中国医学というものと似ている部分があります。
いい加減な面もある、とも言えるかもしれません。
でも、体格や体質(柔軟性とか筋力とか云々)は個々で異なるので
全員が同じ合気道ができるわけがないのです。

総合的に見て
合気道の普及は大学ではすでに飽和状態とも思います。
高校や中学で普及するともっと裾野が広がることでしょう。

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