在留邦人減る

中国で暮らす日本人の数が昨年、香港返還の97年以降初めて減ったとのことです。外務省公表の2008年10月1日現在の「海外在留邦人数調査」によると、2008年は2007年と比べて1977人減って12万5928人とのこと。調査の詳細な手法は知りませんが、「在留邦人」は、3カ月以上の長期滞在者と永住者の合計がカウントされるとのこと。となるとマルチビザで事実上滞在を続けている人たちもカウントされるのですね?中国では、2002年の6万4090人から5年間で2倍に増えたと新聞にありました。しかし、昨年は日系企業で働く人が約5000人減ったとか。進出企業数は依然増えており、各企業が駐在員数を減らしているということのようです。経済的な逆風の中でも調整程度の減り方に過ぎず、基盤は損なわれていないと言えそうです。もっとも、もっと駐在を続けたいのに帰任させられたーなどとお嘆きの大きな企業の方もおられるかもしれません。

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