実名制での列車チケット購入について

2012年1月1日より、中国での列車チケット購入が実名制になりました。導入後のチケットの左下には、乗客の身分証明書情報が印刷されることになります。制度が実施されることによって、転売目的のチケット買占めなどを防ぐ効果が期待されています。

列車チケットを購入する際には、身分を証明できる公式書類(身分証明書、パスポート、戸口簿など)の提示が義務付けられます。また、列車内では乗務員によるチケット確認が行われることもありますので、身分証明書を常に携帯しておく必要があります。

実名制での列車チケット購入について

購入者は、同日・同一列車のチケットは1枚のみ購入することができます。
駅と駅代理店のほか、インターネットや電話でのチケット予約が可能です。
チケット購入後に身分証明書を紛失した場合は、駅で、臨時身元証明書の発行が必要となります。
購入後のチケットを紛失した場合は、駅で、紛失したチケットと受取人情報をキャンセルし、再度、同価格で購入することになります。(情報をキャンセルすることで、チケットの不正利用を防ぎます。)


中国春節帰省ラッシュ

中国では、毎年の春節前後(今年は2012年1月22日が大晦日)は、年に一度の帰省ラッシュです。この時期には、出稼ぎ労働者や学生ら数十万人が一斉に帰郷し、春節明けに向けてはUターンラッシュが始まります。中国で最も大きな人口移動といえるでしょう。

今年の帰省ラッシュは、2012年1月8日ごろから始まり、2012年2月16日ごろまで続くと予測されています。その内の1月22日−1月25日までは、大晦日旧正月の三箇日に当たるため、逆に空いていると予想されます。

情報提供 Ara china
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