3月24日(土)感動作《さくらんぼ〜母ときた道》上映のお知らせ、他(現代中国映画上映会)

今月の定期上映会は3月24日(土)に、拾った孤児を我が子として育てる知的障害者を描いた感動作《さくらんぼ〜母ときた道》を上映します。
上映会場は文京シビックセンターの2階にあるシビックホール(小ホール)です。皆様のご来場をお待ち申し上げております。
現代中国映画上映会
★★★第477回現代中国映画上映会(定期上映会)★★★
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●上映作品:劇映画《さくらんぼ〜母ときた道》
       2007年 上海電影集團公司・四川騰龍影業有限公司 共同出品
       35mm/カラー/ビスタサイズ/107分/日本語字幕スーパー
       公映許可番号◎電審故字[2007]第34号
       原題◎櫻桃(Cherries)
       監督◎張加貝(ヂャン・ヂアベイ)
       脚本◎鮑十(パオ・シー)
       撮影指導◎丸池納
       美術指導◎婁中国(ルォ・ヂョングォ)
       音楽◎安田芙充央
       録音◎呉昊(ウー・ハオ)、償セ新(ヂャン・シン)
       主演◎苗圃(ミァオ・プー)、妥国権(トゥォ・グオチュェン)
          龍麗(ロン・リー)、張旖欣(ヂャン・イーシン)
          馬理文(マー・リーウェン)、米楽(ミー・ルー)
          譚秀珍(タン・シゥヂェン)、湯旋(タン・シュェン)
          羅勤(ルォ・チン)、李継光(リー・ヂーグァン)
●上映日時:3月24日(土) 午後6:55上映開始(開場は6:35)
●上映会場:文京シビックホール(小ホール)
          (文京区役所がある文京シビックセンター2F)
       東京メトロ丸ノ内線南北線 後楽園駅 直結
       都営地下鉄三田線大江戸線 春日駅 直結
       地図: http://www1.parkcity.ne.jp/gentyuei/civic.htm
●会 場 費:1200円(会員)、1600円(非会員)
●入 会 金:600円(一般会員、同時入会可、有効期間1年)

 1980年代の雲南省の山村。知的障害を持ち言葉も喋れない櫻桃(インタオ)は、足
が悪い男と結婚したものの夫との間に子供はなかなかできない。ある夜、些細なこ
とで夫から追い出された櫻桃は暗い中、あてもなく村をさまよった。ふと道端で泣
いている赤ん坊を見つけた櫻桃はその子を連れ帰った。捨て子だった。櫻桃はその
子に紅紅(ホンホン)と名付け大切に育て始めた。周囲もそれをとがめることはなか
った。
 彼女は全身全霊で紅紅に愛を注いだ。たとえバカにされても、自分を犠牲にして
も紅紅を守り続けた。しかし、紅紅が学校に上がるとどうしても他の子の母親と比
較してしまう。言葉も喋れず同級生や村人たちからバカにされる母親を見て紅紅は
恥ずかしく思うようになった。ある日、紅紅が熱を出して苦しんでいると、櫻桃は
道端に生えているサクランボを採り紅紅に食べさせてくれた。その甘いサクランボ
には母の深い愛情が込められていた。それを理解した紅紅は母親に感謝すると共に
自分を恥じた。
 やがて紅紅は大きくなり、その年も櫻桃が紅紅の誕生日にサクランボを採りに出
かけたが…。

 美人女優の誉れ高い苗圃が、うなり声以外に一切の台詞がない櫻桃役に挑戦した
話題作である。中国では2008年の“母の日”に合わせて全国公開され、13億人を感
動の渦に巻き込んだ。


※スチール写真などは次をご覧下さい。
http://www1.parkcity.ne.jp/gentyuei/future.htm