元上都遺跡と澄江化石地、世界遺産名簿に登録

6月29日の第36回世界遺産委員会で、中国が申請していた元上都遺跡が『世界遺産名簿』に登録され、中国42番目の世界遺産となりました。間もなく2日間後、サンクトペテルブルグ現地時間7月1日に、雲南省澄江化石地も古代生物化石自然遺産として正式に『世界遺産名簿』に登録されました。これにより、中国の世界遺産は合計43ヶ所となり、イギリス、スペインに次ぎ、世界3番目を占めます。

元上都遺跡はもともと蒙元帝モンゴル帝国の権力中心の一つで、今まで中国面積最大の単体世界文化遺産で、遺産本体と周辺のオボの群などの伝統人文景観を含めています。

澄江化石地は雲南省玉渓市澄江県の帽天山に位置し、約200種類の動物の稀少な化石が相次いで発見され、これまでに発見された最も集中的な、種類が最も豊富な先カンブリア紀の生命大爆発の化石群遺跡となり、「20世紀に最も驚くべき発見の1つ」として高く誉められます。

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情報提供:Ara China

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