北京カルフール再訪 2 (完)

家楽福(カルフール)創益佳店(朝陽区北三環路乙6号)

1Fにもどり、ペット用品コーナーを探します。
店内奥の自転車コーナーの隣にあり、スペース的にはまだ小さいです。
観葉植物の活性液や小さいショベルなどの園芸用品と一緒のコーナーです。
棚を見ると、一面を占めていたのが「ガム」のアソート。豚や牛などの皮を
骨のような形に巻いたもので、犬がかじってあごを鍛えたり、歯をきれいに
したり、ストレスを解消するためのオヤツのひとつです。
普通は犬の大きさに合わせて、大きいガムは大型犬用、小さいものは小型犬
用で、大きさの違うものを詰め合わせることはしないのですが、なぜか大き
さが違うものの詰め合わせです。

また、おもちゃには、毛で作られたねずみのおもちゃを棒にヒモでつなげた
「ねこじゃらし」が、犬のおもちゃのパッケージにつめられて売られていま
す。どうやらこの2つ、LLSPKというブランドで、北京斯?科沃徳工貿という
会社が作っているようです。
ねこじゃらしは日本のペットショップでよく見られるものとデザインが同じ。
推測にすぎませんが、日本企業が生産委託している工場で、多く作っちゃった
ものを自社ブランドで国内販売しているのかも。でも、ねこじゃらしは犬の
おもちゃではないことを、だれも気づかないとは、、。とほほです。

その他、犬用(小型犬用)の洋服が40元、チャイナドレス風デザインや、フ
リースのものがありました。
これもそうですが、パッケージに柴犬のモデルが、、。やはり日本企業向け
の製品?

抜け毛取りころころローラーが24元、シャンプーが24元、おしっこのしつけ
剤が33元など。消臭剤は日本からの輸入品が1点あるのみです。しかもパッ
ケージが汚れています。

猫のコーナーは猫のトイレ砂のみ。日本語で「固まる」と書いてあるものが
ありました。
以上が、カルフールでのペット用品の状況。

獣医さんでも用品を販売しているそうです。
インターネットで販売されている用品を見ても、赤ちゃん用やヘアケア用品
と比べて品質も商品力も品揃えもいまひとつ。反対に、今後まだまだ伸びる
可能性は十分あると実感しました。
(本連載は今回で終了です。今回の内容は2004年のものです)