四川省雅安地震でショックを受けたパンダの死傷報告なし

4月20日朝8時02分、四川省雅安市芦山県でマグニチュード7の地震が発生、震源の深さは13キロとのことです。地震が発生した時、雅安碧峰峡パンダ基地のパンダ達は、ぼんやりして後に木に登ったり、安全と思われる所へ移動したりする、それぞれの反応を示しました。

地震でパンダがショックを受けた

聞くところによると、地震の後、基地の職員はショックを受けたパンダを宥めて落ち着かせるケアに努めています。まず、パンダの食べ物を充分確保し、普段と変わりのないことを感じさせます。怯えた幼いパンダに対して、飼育係が一緒に遊んであげたり撫でたりすることを通して、彼らの緊張感を緩和しました。

雅安市は中国で「パンダの故郷」

パンダちゃんが管理員を抱きしめています

雅安市宝興県東北部に位置し、芦山地震震源から約80?に離れた所にある蜂桶寨自然保護区の野生パンダの安否は今確認中です。その保護区に野生パンダ、キンシコウなど国家レベルの保護動物が多数生息しており、中でもパンダが40余頭がいます。

四川省雅安市は中国で「パンダの故郷」と呼ばれています。1898年西方宣教師が雅安市宝興県でパンダを発見したことより、パンダが世に知られるようになりました。
情報提供 Ara china
http://www.arachina.com/