2003 年上海・北京極寒旅行

今回から鉄道好きなAさんの 「2003 年上海・北京極寒旅行」を連載します。



先月中国に行った時のお話をします。
じつは今回の旅行にあたって、気候の方は余り気にしていませんでした。
3日間なのでカバン1つで済ませたいので装備も軽量化で下着とカメラと
筆記用具しか持っていきませんでしたし、出発の日東京は晴天でした。
だから、上海到着直前のANAアナウンスで「本日、上海の天気は雨、気温は
2℃です」と聞いたときあせりました。
現に到着した上海浦東空港の寒いこと寒いこと。
迎えに来てくれた現地の旅行会社の方も薄着で大丈夫ですか?と
心配されたくらい、なにせ上はジーンズですから。
 トヨタハイエースに乗り、これから今日泊まるJCマンダリンホテル
(南京西路)に向かいました。外を眺めると、道路に沿ってリニアモーターカー
の線路が通っていました。当時は土日しか走らないため、残念ながら世界初の
実用化は見れませんでした。
空港からホテルまで色々な車を観察しましたが、
VW(ルポ)とAUDI(A6)の多さに驚きます。その次に
トヨタエスティマ新。旧)、ホンダ(オデッセイ)が目に付きました。
今回泊まったホテル、JCマンダリンは2度と泊まれないような5つ星の
ホテルです。
フロントの吹き抜けが6階まであり、鄭成功をイメージした彫り物の絵(?)
がきれいでした。1階のレストランはステーキ、刺身が食べられるバイキング
方式でしたが1回288元もかかるので、ここでは食事は利用していません。
部屋に荷物を置いた後、自分は列車(T136次)のチケットを取りに虹橋
区の上海世貿商城にあるノースアイランド社に行きました。
タクシーを使って23元。この旅行会社は上海世貿商城の5Fにありますが、
中が広くて迷いました。旅行会社のスタッフはみな気さくでいい人でした、
お茶まで出されたし。雨もやんで、行動できそうでした。
 その後954路のバスに乗って豫園(近くの老成門が終点)に行き、
南翔饅頭店(小龍包)を目指して走りました。去年上海に行った時は、この店の
前は日本人だらけで1時間以上待たされましたが。今回は日本人もいなく15分で
買えました。
デジカメが空腹を訴えていたので飯を食わすためホテルに戻りましたが、
間違えて途中下車&渋滞により1時間30分もかかってしまいました。
 充電している間、ホテルのプールを利用させていただきました。
幅17m。最初の水深は90cmでしたが、17m先には水深2mもあり、
溺れそうになりました。40分泳いだ後は風呂へ行き、シャワーと湯船とサウナ
につかりました。夜、9時ごろ風邪を引く恐れもあるのに、近くのレストラン
「避風塘」で夕食をとり(35元)、地下鉄で人民広場まで乗って、そこから
南京東路を歩いて外灘まで歩きました。
嫌な思い出がポン引きと乞食の多さです。
特に南京西路付近で子供のお涙頂戴演技には勘弁してくれとおもいました。
全然疲れていなかったのに、最後の最後で疲れてしまい、夜1時の買ってきた
青島ビール1缶で何もかけないで、普段着のまま寝てしまいました。 
次回は近いうちにお話します、では。        (つづく)
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