聖山・梅里雪山の麓から 〜チベット人の村長チャシさんを囲んで〜 〈東京〉(小林尚礼さんより)


梅里雪山の遺体捜索で長年世話になった明永村の元村長が、京都で留学中の娘の卒業式と結婚式にあわせて来日しました。この機会に、元村長のチャシさん、娘のペマツォモさん、小林の3人でお話の会を開きます。
 京都で開催した同内容の会の第2弾、これが最後です。
 3人が署名した『梅里雪山 十七人の友を探して』も販売します。

 案内チラシはこちらです。
http://www.k2.dion.ne.jp/~bako/140412chasisan.pdf
◆日時: 4月12日(土) 15:30〜17:30 (開場15時)
◆場所: 東京/モンベル渋谷店 5階サロン (渋谷駅から歩8分)
  http://store.montbell.jp/search/shopinfo/?shop_no=61885 
◆開場: 15時  (定員80名)
◆会費: 1,000円 (学生500円、留学生無料)
◆主催: カワカブ会
*要予約です。 bakoyasi@gmail.com

【内容】
 中国雲南省にそびえる梅里雪山(6740m)で、日中合同登山隊の17人が遭難してから23年がたちます。梅里雪山(チベット名:カワカブ)はチベット中から信仰される大聖山であり、遭難した登山隊やその関係者は、山の神を冒涜した者として嫌悪されました。
 1998年から始まった遺体収容活動も当初スムーズに進みませんでしたが、氷河にもっとも近い明永村のチャシ元村長が、単身で村に入った小林の捜索活動に協力してくれるようになり、これまでに16人の遺体が収容されました。

 6年前からは、京都大学学士山岳会の有志がチャシさんの娘のペマツォモさんを支援して日本の大学で学んでもらうようになり、今年春の卒業式にあわせてチャシさんの来日が実現しました。
 この機会にチャシさんとペマツォモさん、小林の3人でお話の会を開きます。聖山に抱かれた村の暮らし、近年の急激な変化、彼らの目にうつった登山、そしてカワカブとは聖山とは何なのか、お2人にじっくりと語っていただきます。
 
清明節のため7日の日記は休みます。仕事は通常通りです)
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