いざ、海壜(はいたん)島へ

今回は後編です。

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2004年9月、半年振りに福建省福清市の我が家に戻りました。
今回は2週間の滞在を予定したので、ちょっと遠出でもと考えていた
矢先の9月半ば過ぎに、同じ福清市内に在住の某会社の社長さん(我
が家の家族とは、家族同然のお付き合いをしている50代後半の男性)
に、「海に泳ぎに行こう!」と誘われました。「場所?」はと聞くと
『平潭(ぴんたん)』と言われ、早速地図で確認。『オーッ、離れ小
島!』と感激。1泊2日の予定で、いざ出発となりました。
『平潭県』とは、福州市の管轄下にある県の一つで、東シナ海に『海
壜島』を中心として大小126の島から構成されています。
後編 -----------------------

後で妻に聞いたら、あなた達日本人と私もここの海を知らないから、
とりあえず海の家のオヤジさんに 『20元』払って、私と友人の個人
監視をお願いしたとか。それを聞いて、皆で爆笑。
と同時に気が利く妻に感謝感謝!!
2時間ほど泳いで満足満足。シャワー室へ行ったら、頭上に水道の蛇
口が1本。シャワーにも切替えられが、シャンプーはできそうも無い、
下は砂地。
とりあえず、塩水落として、着替え。その後、近くのゲーム場へ。
射撃(風船割り),ミニバスケット(ゴールするとその中のぬいぐる
みがもらえる)等で遊び、そのすぐ脇で開かれていた『第2回中国 
海壜国際沙雕節』を見学。(一人36元は高すぎる?)
これは、海の砂を使って肖像や建物を造ってある。大雨でも崩れない
のは凝固剤か何かを使っているからだろう。
1時間ぐらい写真をとったりして疲れたので、鎮内のシャンプー屋
(美容院)へ行くことに。

着いたお店は大きく、シャンプー・マッサージ室とブロー室が分かれ
ている。
スタッフは20名ぐらいいる。とりあえず、シャンプー室へ。
固いベッドの上に仰向けで寝て(だいたいこのパターンが多いです。)
、頭だけが、洗面台みたいなところにある。洗っている時とマッサージ
は良かったが、すすぎになったら水がお湯になったり、冷水になったり、
熱湯になったりと私の頭は大変でした。
私の友人も何故かTシャツをビショビショにされていました。日本人の
お客さんが初めて来店ということで、別のスタッフの人達が代わる代わ
る覗きに来ていました。
私のブローをしてくれた若者は好青年で、日本でも受けそうな顔立ちを
して
いました。しめて、10元。
帰り際に、何人かのスタッフと記念撮影をして、お店を後にホテルへ
直行。

17:00ぐらいにホテルへ着いたのだが、もうお腹はペコペコ。
早速夕食の準備、と言ってもホテル側へお願い。(料理はお任せ)
またもや、新鮮な魚介類の料理で食の進むこと。満足、満足。
食後、小休止をしていると、社長の友人が奥様と麻雀牌を持って参上。
さあ、これから麻雀の開始。ホテル側に雀卓をお願いして準備完了。
社長,妻の母,社長の友人夫妻,私達夫婦で試合開始。
私の友人はルールわからず、自分の部屋で休憩。
開始早々、社長の友人夫妻が次々あがり、私の妻は悪戦苦闘。
しびれをきらし私と交代して、徐々に回復。
妻の母はマイペースだが、日本のルールと違い、一人が上がるとみんな
から点数を徴収するので、上がった者勝ち。当然フリテンなど無い。
とにかく上がれば良い。(役があればなお良し)
4時間の熱戦の末、社長と私達が勝ったが妻の母が負けたので、私達
の取り分妻の母の負け分でチャラということで。終了。
それにしても、妻の母は76歳だが、元気だ。
疲れた!もう23:00を過ぎている。今日のところはここまでとして
寝ることに(続く)

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