5年

あの震災から5年。あの日は金曜日午後、いつものように仕事していると大き目の長い揺れが起きて停電。隣の方の車のテレビで状況を知り、愕然としました。この5年の被災者の歩みを思うと胸がふさがれます。この5年が長かったのか短かったのかわかりませんが、ある人は立ち直り、ある人は時が止まったままです。復興が復旧という意味なら大づかみにいえばかなり進み、必ずしも急ぐ必要はなくなりました。したくないのにせかされるようにむりやり前を向かなくてもよいとも思うのです。私たちもこれからどう人生を歩んでいくのか、構成員としてどんな社会を作っていくのか、もっともっと深く具体的に考えないといけません。考える時間はまだあると思います。