2004編集後記

(12年前のメルマガから*一部編集しました)
かなり前の話になりますが(独立する前の話です)中国某都市でパトカーに乗ったことがあります。武装警察の友人が、じゃ乗っていこうというわけで、街中をサイレン鳴らして走り回って、レストランに乗りつけて支払いをした様子もなく、そのまま別の友人宅に行ったりと、やりたい放題。山の中で実弾射撃までしていました。これじゃこの国の市民は誰も警察を信じないなあと思ったことでした。若気の至りでつきあったのも後悔しています。
旧聞に属しますが、京都で受験会場を間違えた受験生を警察がパトカーでサイレンを鳴らして送り届けたニュースを聞いて、これらの事柄に直接関連性はないものの、中国でのことを思い出しました。
私も大学受験の警備のアルバイトの経験から、警察官がパトカー出動やむなしという結論を出す心情は理解できますし、ふだん規律が守られている(と仮定して)なかでの、臨機応変な対応はよいことだと思いました。ただ、試験に遅れそうになって交番に駆け込むという発想は、中国ではもちろん日本でも考えにくいとは思いますが・・・・。
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