熊本地震(NHK)

規模の大きな地震が相次いだ熊本県などでは、活発な地震活動が続いています。震度1以上の揺れを伴う地震震度7地震が起きた今月14日の夜から18日午前4時までに500回を超え、気象庁は、引き続き激しい揺れを伴う地震が起きるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。

震度7震度6強の激しい揺れを伴う地震が相次いだ熊本県では地震活動が続いていて、このうち、17日は震度4の揺れを観測する地震が11回起きています。

大分県震源とする地震も相次いでいて、17日も震度3の揺れを観測する地震が5回起きています。

熊本県大分県で今月14日夜から18日午前34時までに発生した地震では、震度7が1回、震度6強が3回、震度6弱が3回、震度5強が1回、震度5弱が6回、震度4が66回観測され、震度4以上の揺れを伴う地震は合わせて80回に達し、震度1以上の地震を合わせると502回に達しました。

熊本県では今月14日に益城町震度7の激しい揺れを観測するマグニチュード6.5の地震や、16日未明の熊本地方を震源とするマグニチュード7.3の大地震で建物の倒壊や土砂災害が相次いでいます。

気象庁は、今後1週間程度は激しい揺れを伴う地震に警戒するとともに、強い揺れや、これまでに降った雨で地盤がさらに緩んでいるとして土砂災害にも警戒を呼びかけています。