上海旅行（新場）
読者のJIJIさんから上海旅行のレポートを送っていただきました（2007年）
上海は何度も行っていますが、
つい先日訪れた「新場」は、観光客がほとんどいない水郷で、
非常にいいところでした。
「東昌路」から出ているバス（「『さんずい偏に戸』南」行き）に１時間ほど
乗ったところです。
言葉が分からなくても、バスの表示に「到了新場」と出るので、大丈夫
だと思います。
たしか、バス料金は６元です。
まだ観光化されていないところなので、一瞬「何もないじゃん」と不安に
思うかもしれませんが、バス亭のすぐ前に観光案内所のようなところが
あるので、そこでパンフレットをもらうといいです。
簡単な地図が書いてあります。
バス亭から５〜６分歩くと、小さな水郷にたどりつきます。
上海の周辺にはたくさんの有名水郷がありますが、どこもモロ観光化さ
れています。
人も多いですし。。。
しかし、この新場には、そこに住んでいる人くらいしかいません。
昔ながらの造りの家を見ると、いろんなことが想像できて、楽しいです。
水郷にはお茶屋さんがあって、休憩したり、食事をしたりできます。
ここは、激安です。（「清風人之家」という名前だったです、
確か。でも、１軒しかないので、すぐ分かります）
お茶は25元くらいからあって、注文すると、
机の上がいっぱいになるくらい、果物、おかず、お菓子、ピーナッツ・・・・・
など、たくさんの食べ物が出てきます。
席料が取られるかと思ったのですが、無料で、すごく驚きました！
ビールやワインもあります（ビールも25元くらい）。
１階では、昼過ぎから14時半くらいまで、講談のようなものをやっていて、
地元のおじちゃんたちがいっぱい聞きにきています。
上海であちこち観たい、という人には向いていないかもしれませんが、
何回か行っていて、まったりとした時間を過ごしたい、という人にはお勧めです。
水郷には、骨董屋も１軒ありました。
ここの店主はネットで株取引をやったりしていて、
それほど「商売、商売」という感じではなく、
かえって、じっくり掘り出し物を探せます。
昼前に新場に行き、お茶屋でゆーっくりくつろいで、
夕方くらいに東昌路に戻り、
そこからバンドまで歩いてカフェでお茶を飲みながら、
夕暮れを楽しむ、というのもいいと思います。
