西安旅行記

(2009年ごろの投稿です)
北京在住のNです。大学生の娘が中国に遊びに来ましたので
その旅行記です。
2月22日のCA926で娘は北京到着。娘と市内にタクシーで移動し、北京
市内の好運街にあるラーメン屋(特別美味しくも無いけど、まずくも無い
馴染みの店)で腹ごしらえをする。明日は早い飛行機で西安へ移動なので
西安での食料用にパン屋でアンパン数個も購入。
2月23日、8時発のCA1235で西安へ向かい、西安の空港からタクシーに
乗ろうとしたらタクシー乗り場が見つからないので市内までバス(26元)
に乗り、西安市内からはタクシーで華静池に向かいました。
途中、高速道路を使って74元(走行距離は33km)でした。タクシーの
運転手は、行き先を告げたときに、貸切にするのかメーターを倒すか
聞きましたが、通常のメーター料金を払う旨を告げました。
一般的な貸切は400元くらいだったような気がします。
華静池(入場料40元)は楊貴妃玄宗皇帝のロマンスの場所として有名で、
皇帝や楊貴妃専用のお風呂(皇帝用はまるでプール)が有名です。
なお、お湯が沸いている近くに足湯の場所もありました。時間がある方は、
ちょっと試してみては? 無料かどうかは聞き忘れました。
娘の西安旅行の目的は兵馬俑を見ることだったので、華静池から
タクシーで移動。運転手は一人10元だから二人で20元だと言う。
それは高いだろうと言いたかったのですが、別のタクシーを捜すのも
面倒なので承諾し、20元で華静池へ。運転手はタクシーのメーターを
倒しませんでした。
兵馬俑の入場料は65元。学生は35元ですが、娘に学生証持って来たか
と聞くと持ってこなかったと。実は、親父の私も学生の身分でもあるの
で、日本の大学院の学生証を提示してトライしたのですが、数人で協議
された結果、ダメと拒絶されてしまいました。確か学生の身分を公的に
文書化して、それを持っていると海外でも通用するシステムあったはず
です。学生の方で海外の博物館を見学する機会が多い方は調べてから
出発されてはいかがでしょうか。入場してから兵馬俑のある建物まで
10分以上歩いた気がします。歩きつかれた頃、やっと建物に到着し
兵馬俑の広さに娘はしばし呆然。兵馬俑では兵士たちの表情の違いなど、
各個人の思うままじっくりと観賞すれば良いでしょうし、時々、ガイド
を雇った日本人(個人客)や日本の団体が来るので、日本語ガイドの
説明を付かず離れずの距離で聞き耳を立てて盗み聞きも可能です。
兵馬俑から西安駅行きのバスが出ています。バスは7元でした。
兵馬俑が始発ですから、座って市内に戻れますので便利ですよ。
ホテルにチェックインしてから、市内を散策しようということで城壁
春節期間は終わっていたのですが、ねぶたのような飾りがあり週末の
夜だったので家族連れの人出も多く、夜景がイルミネーションされて
いて非常に綺麗でした)から鐘楼へ行き、餃子が美味しそうな店を
見つけて数種類の水餃子(一皿10元ちょっと)とビールで乾杯。
娘と二人っきりでのお酒は始めてでした。
普段、語りあう事の無い娘と親父としては幸せなひと時が過ごせました。
さて23日はポカポカの暖かい日だったのですが、24日は朝起きてみると
一面の銀世界で寒い!!
午前中に青龍寺空海が修行した寺)や玄装三蔵院(三蔵法師ゆかりの
寺)等を見学したかったのですが、チェックアウトまで部屋で娘と
二人でマージャンの真似事。
(ホテルの部屋にマージャンの道具が常備してありました)
市内から西安空港まではタクシーを使わずバスで行きました。
天候は悪かったですが、北京行きの便は定刻に出発し北京到着は夕方
だったので北京の北四環路にある華堂商場(イトーヨーカードー)の
レストランで食事。
無事に西安旅行が終了し北京へ戻ってきましたと、書きたかったの
ですが、1つだけアクシデントがあり、西安駅周辺の雑踏でちょっと
気が緩んでいたのでしょうか、ポケットに入れたデジカメをスラれて
しまいました。人とぶつかったなぁと思いふと見るとポケットにいれた
デジカメが無い??!! 
あっという間の出来事でした。くれぐれも人ごみを歩くときは注意を。


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