7月21日(土)馮小剛監督作《狙った恋の落とし方。》上映のお知らせ(現代中国映画上映会)

次回の上映会は7月21日(土)に、中国映画界の巨匠であり、随一の人気を誇る馮
小剛監督による軽妙なラブ・コメディー《狙った恋の落とし方。》を上映します。

2008年に制作された《狙った恋の落とし方。》は肩のこらないストーリーに加え、
ロケを行った北海道の魅力を中国に知らしめた功労者と言えます。その後、多くの
中国人観光客が北海道を訪れるようになった一因は本作にあります。

上映会場は後楽園駅前の文京シビックセンター2Fにあるシビックホール(小ホー
ル)です。
皆様のご来場をお待ち申し上げております。

現代中国映画上映会
mail: gentyuei@gentyuei.com
HP: http://www.gentyuei.com/

  • - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

★★★第548回現代中国映画上映会(定期上映会)★★★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●上映作品:劇映画《狙った恋の落とし方。》
       2008年/カラー/35mm/シネスコサイズ/121分/日本語字幕
       華誼兄弟傳媒股份有限公司・寰亞電影有限公司・浙江影視集團
       原題◎非誠勿擾(If You are the One)
       言語◎標準中国語・日本語・英語
       公映許可番号◎電審故字[2008]第126号
       ストーリー◎馮小剛(フォン・シァオガン)
             陳国富(チェン・グオフー)
       監督◎馮小剛(フォン・シァオガン)
       脚本◎馮小剛(フォン・シァオガン)
       撮影指導◎呂楽(リュィ・ユエ)
       美術指導◎石海鷹(シー・ハイイン)
       作曲◎劉沁(リゥ・チン)、劉鋭(リゥ・ルイ)
       主演◎葛優(グー・ヨゥ)、舒淇(スー・チー)
          方中信(アレックス・フォン)、徐若瑄(ビビアン・スー)
          范偉(ファン・ウェイ)、宇崎逸聡
          馮遠征(フォン・ユェンヂェン)、鞏新亮(ゴン・シンリャン)
          車曉(チュー・シァオ)、胡可(フー・クー)
          羅海瓊(ルォ・ハイチォン)
●上映日時:7月21日(土) 午後6:55上映開始(開場は6:35)
●上映会場:文京シビックホール(小ホール)
        (文京区役所がある文京シビックセンター2F)
       東京メトロ丸ノ内線南北線 後楽園駅 直結
       都営地下鉄三田線大江戸線 春日駅 直結
       地図: http://www.gentyuei.com/civic.html
●会 場 費:1300円(会員=有効な会員証をお持ちの方)
      1600円(非会員=入会しない方、当日)
●入 会 金:700円(一般会員、同時入会可、有効期間1年)
       ※同時入会(再入会)の方は会場費100円割引あり

※ご来場に当たり、ご予約や申し込みは不要です(受け付けていません)。
 直接会場へお越し下さい。先着順入場となります。


 成金に怪しげな発明品を売りつけて思わぬ大金を手に入れた秦奮(チン・フェン)。
彼は国外生活が長く、ずっと続けてきた独身生活にそろそろ別れを告げようと、ネ
ット上に婚活広告を出し、お見合い相手を募集した。興味本位の冷やかしを避ける
ための言葉『非誠勿擾』(誠にあらざるは擾すべからず=真面目な方だけにしてね)
も忘れなかった。
 影響力のあるネットのこと、すぐに応募があった。しかし、次々に現れるお見合
い相手はどれもワケありの人物ばかり。性転換した昔の友人や、父親の分からない
子供の親を求めてくる女性まで現れる始末。そんなお見合い相手の1人でフライト
アテンダントの笑笑(シァオシァオ)も実は不倫中の身だった。場所を変えデート
を続ける2人は互いに惹かれていった。
 ある日、笑笑は自分のフライトに秦奮や不倫相手の男性とその妻が同乗するとい
う最悪の場面に遭遇してしまったが、何とか修羅場とならずにやり過ごすことがで
きた。不倫相手と過ごした思い出の北海道に行き、その関係を清算しようと、笑笑
は秦奮を伴って北海道へ旅行することにした…。
 別天地の北海道は秦奮と笑笑の愛を深め、お互いの理解を深める場所だった…。

 2009年以来、北海道に中国人が大挙して観光に訪れるようになった第一の理由は
本作の影響である。本作に描かれた北海道の各地を巡る旅が一躍中国人のトレンド
となったのだ。全編の3分の1を北海道ロケした本作は、“日本の北海道”ではな
く単に“北海道”で通用するようにさせたという大きな功績を残した。今や“ベイ
ハイダオ”(『北海道』の中国語発音 Bĕihăidào)といえば中国では誰もが知って
いる。それほどにこの映画の影響は大きいのである。
 本作は中国ではお正月映画の巨匠、馮小剛監督と葛優のコンビが生み出した大ヒ
ット作品である。あまりの人気に馮小剛監督は本作の続編《非誠勿擾2》を完成さ
せたほどだ。本作の次に作られた《唐山大地震》は2つの大地震に翻弄された人々
を描いたヒューマン・ストーリーとして感動を呼んだ。 最新作の《芳華》(2017年)
は1970年代から1980年代を舞台に、青春と成長を描いた作品で、1979年の対ベトナ
ム戦も描かれて話題になった。
 作品の冒頭にほんの少しだけ出演した鞏新亮は、本作で注目され、アイドル的ス
ターとなった。それほどまでに本作の中国での注目度は大きい。また、日本で人気
がある台湾出身のビビアン・スーもゲスト出演するなど見逃せない一作となってい
る。


※上映作品のスチール写真などはHPをご覧下さい。
http://www.gentyuei.com/future.html#20180721
中国ビザ 航空券 港華