名無しのメール

個人情報保護法の影響か、お名前のないお問い合わせが多くなっています。
会社のWEBでも記載させていただいておりますが、無記名のお問い合わせには基本的に回答を控えています。
WEBに構造上の欠点があるのかなとも思ったりするのですが、航空会社の電話番号や国内線の時刻について、事情説明もなく回答を要求されるメールも結構いただきます。
事情がわかれば、弊社の業務に関係なくても回答しておりますが、こちらも人間が回答しておりますので、初めてメールをいただいたかたから、上海/西安の往復の時間をお知らせ下さいとか、パキスタン航空のopenの予約をしてください、とか言われても、日付も事情もわからないですし、率直に言ってぶしつけな印象で戸惑いもあります。

書式を定型的にしたり、フリーメールは受け付けないなどの方策をとっているネットショップもありますが、私としては今後もそうした方策をするつもりはありません。

お問い合わせへの回答については、文面に応じて私の人間としての要素が反映されることが多々あります。名前を書き忘れているだけで結構時間をかけて書かれていると思われるメールや、単に日本語や打つのが不慣れと思われるメールには回答をしております。年齢とか、背景とか、同じ文面で何箇所かに出しているなとか、簡単なメールでもおおよそわかります。
合理的にすればいいというものでもないと思いますので、メールに関する試行錯誤は今後も続くでしょうが、貴重な時間を使うのはお互い様。送信するほうも受信するほうも気分よくやりとりができるのが理想だと思います