三亜でサーフィン

stoshihama2007-01-10

重要関係人たってのサーフィンをしたいという希望で
晦日は車(チャーターした車)で亜龍湾から1時間ほどの
牛嶺というポイントへ。
計画では6時間借りて3時間ほどサーフィンして
大東海へ帰るというものでした。
で、現地に到着しましたが、
サーフポイントといっても、勝手に決めているだけですから、
着替える場所もシャワーももちろんありません。
崖から見下ろすと、岩場の横に砂浜が続いていているだけの、
素人目にはよくわかりませんが拍子抜けする感じです。
さて、サーフボードを頭に乗せて砂浜に降りていったはいいですが
ボードを小脇に抱えて、
いつまでたっても海に入ろうとしません。
私は写真でもとってやろうと岩場まで行ってずっと待ち構えているのですが
固まったままです。
風があるので少し寒くなってきました、なにぶんTシャツなので。
私はやったことがないのでわからないのですが、
鎌倉の穏やかな海で数回練習しただけなので
外洋は怖いみたいです。

沖のほうで日本人のサーファーが4人ほどいて
そのなかのひとりは、数十メートルも波に乗っていました。
あれだけ決まれば面白いでしょうね。
さて、いつまでも海に入れないため
スゴスゴと退散。
なんだかもったいないと内心思わなくもなかったのですが
怖いものはしかたないですね。

牛嶺から三亜へ戻る方向の途中にある、藤橋という砂浜へ移動して
少しパドリングなどしていました。
ここは、誰もいない砂浜が何キロも続いているだけです。
そこにもやはり日本人のサーファーが4人ほどいました
皆、中国の広州在住で、マイ板を海南島で知り合った運転手に預けているそうです。
この砂浜も5星級リゾートの開発が計画されていて
勝手にサーフィンできるのも数年のうちかもしれない。。と
その中の1人が話していました。
ここでサーフィンしたくなるのも分かる気がしました。

重要関係人はここでも怖かったようで
あまり沖までは行きませんでした。
しばらく海外リゾートはお預けでお近くで修行すべきでしょうね。
借りた板が合わない、自分の板でないと乗るのが難しい、と
言い訳をしていました。
私でも自転車のグレードアップを我慢しているというのに(笑)
でもまあ、周りで見ているのと、やってみるのでは大違いなのでしょう。
ということで引き揚げることに。

ついでに、藤橋近くの百越民族文化村という名称のアミューズメント施設に立ち寄りましたが
例によってハリボテ民族村もどきの小屋を並べて、
キレイな民族衣装を来た若いお嬢さんが公園を案内するから服務費払えだの
アミューズメントやトイレに立ち寄るだけで小費を払えだの
お土産買えだの入れ替わり立ち代わりよってくるだけのところで
展示物もごくわずかで
これは見る価値は少ないかと。
そのことを確認するために150元も払って行ったようなものでした。
何より、少数民族の生活を知ってもらうという姿勢が微塵も感じられませんでした。

五指山(三亜から2時間くらい)まで足を伸ばして
少数民族の生活を垣間見たいと言う希望はあるのですが
相棒が行きたくないというので
事前の予備知識が貧弱な中でひとりで行ってもなかなかつまらなかろうと思い、
値段調査だけで、自分が行くのはまたの機会にしました。

板を借りた大東海のホテルに戻ると
2年前から三亜に定住してサーフィンされているという日本人がいたので
近くの定食屋さんで一緒に食事しました。
マリナーズの城島選手が少し柔和になったような顔立ちの
おっとりした感じのハンサムなスポーツマンです
サーフィンのためだけに中国に定住できる世の中になったのですね。
現地で中国人の奥様に出会ったとのことで
お子様も既に8ヶ月の由。
いろいろな形で海外に根を下ろすものですね。