そういえば国内線のフラキャン少なくなったかも

ちょっと古い記事ですが。最近、中国の国内線でフライトキャンセルに遭遇する場面が減ったような気がしていました。油断はできませんが(笑)

……【国内経済】…………………………………………………………………………
●夏休みの国内旅行熱、中国の各航空会社、旅客激増
 8月は中国の夏休みであり、また旅行たけなわの季節である。世界的なH1N1型の新型インフルエンザの流行を懸念し、続々と夏休みの目的地を国内にしている。このため、今年の夏休みの国内旅行は火がついた状態である。その主体は親子である。中国民航空局が発表した数字によれば、今年7月、中国のすべての航空会社の旅客数はいずれも大幅に伸び、前年比で20%以上増加した。国際線の旅客数の減少により、多くの航空会社は国際線を減便、国内線を増便し、国内市場の需要増加に対応している。

 中国民航空局の李家祥局長は先日の取材の際、世界的に航空業界は需要減の渦中にある、しかし中国の航空業界のみ一人気を吐いているとし、今年の夏休みと引き続く国慶節(10月1日)の連休の旅客数について楽観している。確かに、米国のサブプライムローン問題は全世界の経済危機へと拡大し、旅行業に重大な打撃を与えた。特にメキシコで発生した新型インフルエンザの流行後は世界の旅行業は極めて不振に陥った。2003年のSARSが流行した際も打撃を受けていた。

 中国の国際旅行は経済危機や新型インフルエンザの打撃を受け、下降現象があらわれている。このような情勢下、中国の航空会社は重点を国内市場に移している。中国東方航空中国国際航空中国南方航空の3大航空グループはいずれも国際線を縮小し、国内線に振り向けている。中国国際航空では、今年の国際線は11%を削減し、国内線では21%をふやしたという。深セン航空の責任者もまた、同社は今年国内線を強化すると話している。
〔聯合早報2009年8月12日〕

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