落語

きのうは落語を観に行きました。3つの噺が口演され、最後は「ちきり伊勢屋」という人情噺、本来2時間かかるそうですが、今回は1時間でした。それでも1時間もの間、聴衆をひきつける話芸はすごいと思いました。

中国笑話が江戸小咄、そして現在の古典落語に与えた影響も少なからずあるようですが、日本の落語では長い年月をかけてさらに様式美が磨かれていますね。(中国の「相声」を中国落語と表現する人がいますが、あれは強いて翻訳するなら「漫才」かも・・落語は評話かな?私は残念ながら聞いたことはありません。ちょっとネットで調べてみましたが、用語の置き換えは難しそうです)中国では笑府集がほとんど残らず近代に入ってから日本から逆輸出したそうです。落語が発展したのも日本が相対的に安定した社会だったからという面もありそうです

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