無題

世間の耳目を集めたギョーザ事件も結局工場の臨時従業員の逮捕で収束が図られようとしています。毎年何かが起きる日中関係ですが、この事件も業務的にはずいぶん影響があったことを思い出しました。犯罪はあくまで社会の矛盾が表層的に現れたものにすぎませんし、容疑者の暮らしもほぼ想像していたとおりです。このような不満の表明の仕方は間違っていますが、彼から見ると「造反有理」なのかもしれません。世界中で「造反」が断罪され、押さえ込まれる傾向がありますが、それでもあふれ出てきます。結局、適切に不満や不平が表明でき、矛盾の解決のために社会の構成員全体で努力する世界でなければならない、ということだと思います。もちろんわが国でも同じです。
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