碧い瞳のエリス

以前犬の話を書きましたが、くだんの「エリス」が生まれた頃、表題の歌が流行っていたとご家族が話していたような・・・酔って聞いていたので記憶ぼんやりですが、この曲を聴くと犬の「エリス」を思い出します。そしてこの曲は真夜中のスナックでの某先輩の定番中の定番。身をくねらせて情感たっぷりに没入していました(笑)。これも頭にこびりついていて困ったものです(このスナックはまだあるのですが酒が高くていまの私にはとても寄れません)。私自身は歌うと途中から微妙に音程が狂ってしまうのですが、この曲も作曲者も好きでした。数年後、自宅と、死期が迫っている親が入院している病院との往復の車中で陳慧嫻が広東語でカバーしているのを聞きながら、たまらなく物悲しくなったことを覚えています。いまはただ、私より一回り年上の作曲者がずっと変わらず情念の炎を燃やし続けているのを伝え聞いて苦笑するばかり。

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