無題

以前、といっても開業したころなので10年前、ある中国系の航空会社のキャビンアテンダントという方からビザの代行を頼まれたことがあります。キャビンアテンダントのビザはその航空会社の書類が必要で、まず所属する会社に確認すべき話でしたが、日本人の採用自体ほぼ初めてだったようで、会社に聞いてもらちがあかず、どういうわけか私のようなところにたどり着いたようです。その後、その会社もほかの中国系航空会社も日本人乗務員を少なからず採用することになって、今はだいぶ働きやすくなっているのでは?と勝手に想像していましたが、どうも最近搭乗したお客様の話だと日本人乗務員はおろか機内での日本語の案内もなかったとか。乗換空港では以前は日本語読みで行先(成都なら「せいと」)を叫んでいる地上係員がいましたが、ごく最近の話ではチェンドウー(中国語読み)のみで、中国語のわからない観光客にはハードルが高いというご感想でした。中国人客が増えて、相対的に日本人客の存在感が低下しているからなのでしょうが、いてもパッケージ客ばかりで自由に旅する人が少なくなっている証左であるかもしれません。常客は日本語の案内を特に必要としませんし。
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