「ハルビンからの手紙」について

作者は私にとってお客さまということになります。確かご利用いただいたときに、カナリアを連れて(「帯走」 持ち帰ること)帰れなかった話をされていて、それが面白かったので投稿をおねがいしたところ一連のご投稿をいただいたという経緯だったと思います。もう10年たちます。叩頭して頼み込んだ段もさることながら、空港の職員さんが大学に戻しに行ってくれたこと、先生が一時帰国の間世話してくれたこと、そして、中国は押せば何とかなるんだ!とごり押しすることばかり考えていた自分が恥ずかしくなったとのこと。本気で接すれば相手も人間性を示してくれる。突拍子のないことでも本気で取り組めば素敵な出会いがある。それが自分を成長させてくれる。本当にいい話だと思いました。このときの気持ちを今もお持ちなら、作者のあんとさんは今もきっとご家族とお幸せに暮らしておられるはず。そしてそれは私にも言えることでしょう。
一連の連載をこちらの日記に置く作業はゆっくりゆっくり、たぶん5年計画ですが、のんびりお付き合いください。
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