香港

2006年のメルマガで紹介した読者投稿(Jさん)です。

年末12月29日〜30日、海南島に行く前に香港に立ち寄った。関西空港からは海南島への直行便があるのだが、成田からは広州経由か香港経由なのだ。昨年、海南島に行ったときは、広州経由だったが、あまり空港が面白くなかったので(魅力的な免税店がないということよ!)今年は香港経由(1泊)で行った。
香港に初めて行ったのは、2000年9月。既に中国に返還されていたので、返還前の輝かしい香港を私は知らない。旧正月にはまだ早いのか、特に目立ったバーゲンもなく落ち着いた街の様子だった。
まずは、定番の「亀ゼリー」を。 銅鑼湾BAYにある「恭和堂」で。 その後、タイムズスクエアで買い物など。 あまり日本では見かけなくなったブランドですが、大好きな「KOOKAI」を発見。ちょうどセールをやっていたので、カーディガンと、ロングのマフラーを購入。 ちょっと疲れたので、「甘潮」というかわいらしいお店でお茶。お店のお兄さんが、モデルさんみたいにかっこよかったです。今回、買おうと決めていたものの1つに中国茶の「東方美人茶」というものがある。以前いただいて飲んだ時の、強い香りが忘れられなかったので。偶然入ったお茶屋さんの店員さんは、日本人だった。 ご主人の仕事の関係で香港に移住、ご自身も働いているのだ。
東方美人茶は、香港、台湾、日本向けと、煎じ方によって味わいが違うように出来上がっているそうだ。香港人が好む味は、ちょっと緑っぽさがのこっているそう。私は、「酔っ払う」ような渋めが好きなので、試飲させてもらったが、ちょっと違うと感じた。でも、濃い目に入れると近い味わいだったので、購入した。
その方が説明してくれたのだが、東方美人茶が高いのは、1年に1回、限られた期間にしか収穫しないからとのこと。 茶葉が、小さい羽虫のようなものに吸われると、茶葉の成長が止まり、その後収穫されるそうだ。 まあ、現実的に、全ての茶葉が虫に刺されるわけではないと思うのだが。。。そういう茶葉ということで貴重なのだそうだ。
昔、その虫食い茶葉を捨てていたが、ある時、もったいないからと言って、市場に出したところ、「なんだ、このすばらしく芳醇なお茶は?」と、瞬く間に評判になったのがその起源だとか。(海南島編につづく)
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