まぐろ漁

三崎に行ったとき、まぐろの遠洋漁業経験談を聞きました。離れること10か月。彼のような普通の若者や、逆に借金をカタに送り込まれた人などもいて、その気になれば無一文になっても受け皿はあるものですね。でも借金をカタに送り込まれた人たちはあまりやる気がなかったそうで。まあ、そうでしょうね。収入は1000万ほど入るようですが、過酷な生活です。こうしてまぐろを私たちは食べることができるのでした。誰かがつらい目にあって、私たちは楽しい食事をすることができる。世の中は不条理です。あらゆる過程の誰もが幸せな社会は夢物語かもしれない。でも経験談を話してくれた若者には人生のよい糧になったようです。そして、私たちは命をいただかなければ生きていけない動物でもあります。

(3/19の日記は休みます。仕事は通常通りです)
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