国際電話編

中国の国際電話や国際郵便は、物価水準を考えると恐ろしく高い気がする。
例えば、国内郵便が0.8元だが、国際郵便になると5.4元と、約7倍。
電話代は市内通話が1分0.2元だが、日本への国際電話は一番安いところで
一分2.4元と、これも12倍。
中国では”国際”がつくと、何でもかんでも数倍に跳ね上がる気がしなくもない。

私は日本の彼氏のところへ、かなりマメに、大体週に2度のペースで
毎回、30分から1時間を目安に電話をかけている。
出納帳をつけていないから定かではないが家賃の次に出費がかさんでいるのは
間違いなく電話代だと思うが、このラブコール?を欠かすわけにはいかない。
これは必要不可欠な出費なのである。

日本から中国へかけると1分100円くらいかかるので、彼との取り決めで、
もっぱら私が安いラインを探して中国からかけるようにしている。
まぁ、確かに出費はかさむが、そのくらいの出費は安いもの、だろう。
何せ海外で好きなことをしているだけに、ちょっと立場が弱いのだ。

ちなみに、私にとって今の彼氏が通算3回目の遠距離恋愛である。
一度目が上手くいかなかったから2度目があり、それも失敗したから3度目に
なっている訳だが、今は昔と違ってインターネットの発達等で遠隔操作?が
可能になったせいか、もしくは三度目の正直なのか、
今回は、それほど順調でもないが、まぁ、何とか続いている。
過去2度の失敗が、教訓として活きているかもしれない(笑)
がっっ、しかーしっっ、油断は禁物である。
寂しいなー、つまんないなーと思い始めたら、かなり危険で、即座に近場の
女性に目移りしないとも限らず、常にその危険にさらされているのだ。
ここまで引っ張っておいて、もし人生をリセットされてしまったら、
かなり痛手なので、とにかくマメに、を心がけ、メール、電話、
気が向けば手紙も書くといった、あらゆる通信ツールを駆使して?
日々、遠距離恋愛に勤しんでいる。
寂しいって思われるより、鬱陶しいって思われた方が数倍マシ!とばかりに、
「離れていても鬱陶しい女」を目指して、日夜、精進?しているのだ。
「そんなんだったら帰ってくれば良いじゃん」と、友人にもよく言われるが、
それとこれとは話は別!なのである。
それに、近距離にいて鬱陶しかったら、それこそ、リセットされる可能性大!
ではないか・・・。
私だって、そんなウザったい恋人はごめんこうむりたい。
しかし遠距離となると、いかに、自分の存在をアピールできるか、
が勝負の分かれ目である(と思う)。

そんなわけで、私は国際電話の使用頻度がかなり高く、経済状況に即、
反映するため、国際電話に関して、かなり研究を重ねている。

(内容は2002年当時のものです)
http://homepage3.nifty.com/kamakurakoka/