安全にトレッキングできる長城

2012年11月6日
前日、普通立ち入らない張家口長城をトレッキングする観光客は、急に大吹雪に見舞い、4人遭難した事件がありました。AraChinaは郊外に荒れるところではなく、安心、安全にトレッキングできる長城の情報を整理しておきました。世界遺産の長城の雄大さをトレッキングで体験するなら、下記の観光地として公開されている長城「八達嶺」「幕田峪」「司馬台」「金山嶺」「居庸関」「黄崖関」「山海関」「嘉峪関」をお勧めいたします。

金山嶺長城　長城トレッキングや長城マラソンといったイベントも毎年行われています。周囲を緑に囲まれた比較的歩きやすい長城です。

八達嶺長城 保存状態がよく、長城の城壁は、中国が統一された秦の始皇帝の時代に、「匈奴」の侵略から領土を守るために建設され、その後、城壁は拡大と延長され、明朝の時代に完成したといわれています。

慕田峪長城　八達嶺ほど雄大ではないが、周辺に樹木が生い茂り、灰色の城壁とのコントラストが美しく、まるで緑の海にくねくねと横たわる巨竜を思わせます。

司馬台長城 明代からそのままの険しい姿と雄大さを残す長城で、勾配が急で、天梯(天へのぼるハシゴ)と呼ばれ有名です。

居庸関長城 　紀元前5世紀ごろ、居庸関長城の関所跡で切り立った峰をぬって造営された難攻不落の九塞のひとつです。

黄崖関長城　長城の壁は黄色く、夕日に照らされると金色に見えます。北斉時代の烽火台や八卦迷宮、毛沢東詩詞墨跡碑林などが展示も充実しています。

虎山長城 　明代に造営され、明代の万里の長城の東端の起点でした。

山海関　　　北方民族である女真族の侵入を防ぐために建設され、古代の防衛体制の要でした。

嘉峪関　　別名「天下の雄関」と呼ばれる嘉峪関は万里の長城の最西端にあり、明代に馬勝によって北方からの異民族の侵入を防ぐ目的で作られた。

トレッキングお勧めシーズン：春（4-6月）秋（9-10月）

情報提供　Ara china
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