震災から2年

あの日から2年。国や被災地域では町や産業の復興や住宅の再建などが重い課題のまま。その道のりの遠さを感じさせられます。
一方、個人としてはこれまでの生活や意識のあり方を大きく見直す契機ともなりました。直接被災していない多くの人たちと同様、防災、エネルギー、浪費の見直し等々。
そして、最近の経済の活性化はその長い調整が国民経済としては一段落付きつつあることの証左かもしれません。実際は被災地の状況は再建からはほど遠く、一段落などと言う言葉はまったくもって不適切ですが、個々人というものは隣人の不幸や災厄からも教訓を見出して自らの暮らしに生かしていくしかありません。
それぞれの暮らしをよりよく、堅実に、朗らかにしていくことが自分にとっての「忘れない」ことなのだと思うところです。
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