携帯電話編

中国の携帯電話の契約形態には大きく2種類ある。
契約して月々の基本料金を支払うタイプと、プリペイドカードタイプ。
プリペイドカードタイプにするか基本料金タイプにするかは、
電話を購入時に選択するのだ。
いずれも電話番号が組み込まれたチップを購入して携帯電話にセットするが、
チップの種類が違うようなので、購入時に選択しなくてはならない。
機種交換の際は、このチップを取り外して、新しい電話機にセットするだけで
良いから、とても便利である。

その2種類の中、更に市内限定と長距離・国際電話がかけられるものと
分かれており、それも購入時に選択する。
今は長距離が主流のようだが、市内通話限定の契約形態も存在する。

プリペイドカード式は、電話料金のカードを購入して、暗証番号やカード番号を
入力するとカウントされるのである。
基本料金タイプに比べて、通話料は高いらしいが、聞くところによると、
一ヶ月に100元以下の使用なら、こっちの方がお徳らしい。
これだと銀行に電話代の支払いに行かずに済むので、便利であるが、
上海外出中に、郊外のお客さんのところへ赴き、そこで度数が終わってしまい、
使えなくて困ったこともあるので、良し悪しかもしれない。
また、このタイプは注意していないと、知らない間に残り度数がゼロになって
いて、「電話、かからないよ」と友人に指摘されて、気がついたりすることも
多い。
この「充値カード」と呼ばれるプリペイドカードは、街のそこここで売ってい
るが、いざ買おうとすると、そんな時に限って見つからずにイライラしたりも
する。                       (携帯電話編つづく)
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