自貢編その4

お土産に1袋買おうかとも思ったが、積極的に売ってくれる気配もなく、
この先1ヶ月以上の旅の道連れにするのも荷物になって困るので買わなかった。
しかし実は今、買わなかったことを後悔している。井戸から採って釜茹でにした
塩、良い意味でも悪い意味でも不純物たっぷりの塩は、世界広しといえどもここ
でしか買えない(出荷先を探せば他の場所でも買えるのだろうが…)。
しん海井ブランドの塩、今思えばこんないいお土産はほかに無い。
この塩だけで酒の一升や二升は呑めるのではないか…!?。

ここからバスターミナルへは101路のバスに乗る。午後6時頃までは成都行き
のバスはあるそうだが、それ以降は少々怪しい。
日帰りで成都に戻るのであれば、自貢についたときに最終バスの時間を確認して
おいたほうがよさそうだ。もちろん、最初から宿泊するつもりで来てもよし、
ゆっくり観光しすぎて帰りのバスに間に合わず仕方なしに泊まってもよし。
自貢は、ホテルだってレストランだって不自由しないし、腰を落ち着けて見て
回る価値のある町だ。私たちは今回もすぐ出るバスに飛び乗ったので、成都での
到着バスターミナルの確認を怠った。結果、北門バスターミナルに到着、夕方の
混みあう時間に新南門まで帰らねばならなかった。とほほ…。

注)「しん海井」の「しん」の字は、「火」を三つの下に「木」。
ピンインは「shen」の1声。
自貢の町のHPアドレス:http://zg-www.sc.cninfo.net/ly/index.html
塩業博物館HPアドレス:http://www.saltmuseum.com/
恐竜博物館HPアドレス:http://www.zdm.com.cn/