黄山西海大渓谷ケーブルカーが7月2日より運営開始

黄山西海大渓谷の観光ケーブルカーは全長892.6m、上の駅は黄山白雲賓館から約300mの距離にあり、下の駅は渓谷の底にあります。ケーブルカーの主な機械設備と電力設備はオーストリアドッペルマイヤー社から輸入し、先進的な設計で安全かつ快適です。

車両は全景式の天窓が用いられ、著しい観光効果を持っています。最大乗員は61人、最高スピードは8m/秒。片道の輸送力は1時間800人で、片道は少なくとも3分かかります。乗車券は臨時に100元と定められています。

ケーブルカーの運行前は、観光客が排雲亭から西海大渓谷、天海まで見物するには、険しい山道を5.1キロ歩いて約5時間かかるほかありません。時間的にも体力的にも観光客にとっては大きな負担になります。

黄山志』は曰く:黄山は古くから「南雄北秀東奇西幻」の説があります。「西幻」は西海大渓谷を指します。ここは黄山景勝地の西部に位置し、南に白雲風景区歩仙橋を起点とし、北に西海風景区の排雲亭まで続き、峰林景観と渓谷奇観とが見事に融合し、数多くの峰が重なり合い、奇岩が密集し、人々に「幻の観光地」或いは「幻の世界」と賞賛されます。ここは黄山観光地の中の最も美しい、最も奥深い地域で、静かさと珍しさを探す最高の行き先です。


情報提供 Ara china
http://www.arachina.com/

http://homepage3.nifty.com/kamakurakoka/