「させていただきます」

いまの仕事を始めてから多用「させていただいています」。

文部省の敬語の指針によると
ア. 相手側や第三者の許可を受けて行うようなこと
イ. そのことで恩恵を自分が受けるという事実や気持ちのある場合
とあります。
私も「(夏季)休業させていただきます」などと、使っていましたが、休業することで自分に恩恵はありますが、「お客様の許可」は得ていないので冗長な使用法であるようです。「休業いたします」に改めます。ただ、お客様の休業に合わせることがあり、いくつかお得意様に休業日をそれとなく伺っています。ですので伺ったお得意様に個別に休業をお知らせするときは「させていただきます」も正しいということになるようです。
冒頭の「させていただきます」はア)の観点から誤用ですね。イ)のこの使用例の卑屈な気分を感じます。

言葉の使い方やルールは時代にによって変化するものではありますが、過剰な装飾は省き、適切な使い方をしたいと思います。

(10/15の日記は休みます。仕事は通常通りです)
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