鉄道体験記

2002年の読者からの投稿です(内容は2001年のものです)

昨年の11月にJAS関空昆明のフライトを使いました
(今年からこの便がなくなったのは非常に残念です)
ホテルは予約しないで行ったのですが、間が悪いことにちょうどその時、
昆明で旅行博覧会が行われていて、世界中から旅行業関係者が多く来ている
ようで,ホテルは(ホントに)1軒も取れませんでした。
どうしようもないので、昆明から離れることにしました
地球の歩き方に旅行社がいくつか載ってたのですが,そのうちの熊猫旅行社に
行ってみました(名前が気に入ったのです)
行ってみると、人があまりいませんでした。
旅行博でほとんどの人が会場に行っているらしく、社内は女性が2−3人いる
だけでした。事情を話す(うちの奥さんは中国語が堪能)と、そのうちの一人
が,「困ってるようね、昆明-大理-麗江のツアーをアレンジしてあげるから、
しばらく昆明市内を観光してきたら?」と言ってくれました。
昆明ー大理の列車には6時間位時間があるとのことでした。
中国で列車に乗ったことがなかったしぜひ乗ってみたかったので、OKしました。 
昆明には以前一度来たことがあって、街をぶらぶらしてすごしました。
食事もすませました。約束の時間に旅行社に行くと、ちゃんと5日間のプランが
できていました。昆明ー大理の列車の切符、麗江昆明の飛行機の切符などを
受け取り注意事項を聞き、精算をすませたあと、その担当者の女性の車で昆明
駅まで送ってもらいました。その彼女は28才で、車はシトロエンのセダンで
マニュアルミッション車、車は会社から与えられているとのことでした。
駅で降ろしてもらい、大理と麗江では旅行社の者がそれぞれお手伝いをする
から心配しないで行ってらっしゃいといわれましたが、薄暗い駅舎に2人
残されちょっと不安でした。
1時間後、荷物検査を受け列車車両に乗り込みました。
4段のベッドです かなり狭そうに見えました。
狭そうに見えただけでなく、数時間後そのベッドに横たわってみると,
その狭さに身体をくの字にすることさえもできないことに気づくのです...
つらい。
次回からは運賃が高くても絶対一等寝台にしようと誓うのでした......    
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