８月より列車でラサからシガツェへチョモランマ観光が可能かも2014年07月30日
今月22日にラサ−シガツェ間の鉄道で試験走行が行われました。８月には列車でラサからシガツェへチョモランマ観光できるかもしれません。
ラサ−シガツェ線は2010年９月に着工され、わずか４年の予定よりも早く、完成しました。ラサとチベット自治区第二の都市であるシガツェを結ぶこの路線は青蔵鉄道の延長で、総距離は253kmあります。計画では時速120kmで走り、所要時間はたったの2時間です。海抜3600〜4000mの高地を走るため、最も空に近い鉄道といえるでしょう。途中13の駅があり、青蔵鉄道の終点であるラサ駅を出発し途中、総延長約90kmのヤルツァンポ大峡谷を経由し、終点シガツェ駅に向かいます。
高原や高山の厳しい環境の中で鉄道を敷設する工事はとても難しくなっています。しかし、この鉄道建設工事は中国鉄道建設のさらなる技術アップのため、また中国政府がチベットの経済発展を推し進めている結果といえるでしょう。チベット−シガツェ線の開通はチベットと中国内地の関係をより強化させるだけでなく、チベットの経済、文化、旅行などの発展にもつながり、青蔵の発展と社会の進歩のために原動力になることでしょう。
情報提供 Ara china
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