世界で唯一の三つ子パンダ、すくすく成長

7月29日の深夜0:55~04:50にかけて、中国広州長隆野生動物ワールドで三つ子の赤ちゃんパンダが産まれました。その母親は四川省臥龍パンダ保護研究センター生まれの中国の国宝である「菊笑」。これは世界中でも唯一の三つ子パンダで、生後20日目を超えた現在、3匹ともすくすくと元気に成長しています。

現在、中国で飼育されているパンダは375匹。そのうちのわずか4匹は三つ子を出産したことがあり、確率としてはわずか1%です。3匹とも生き残っているのは今回だけです。これまでの記録によるとパンダは生後20日目を超すと生存率は95%になります。そして最終的に生き残れるチャンスが高いそうです。パンダたちは産まれたばかりの時の全身ピンクの姿に比べ、今ではかなり変わっています。目の周りはもう黒くなり、肩と足も黒白のトレードマークカラーになっています。体重も出生時の4倍ほどに達し、ますます母親「菊笑」に似てきました。

「中国パンダ研究センター」の専門家たちと「長隆」の飼育係チームは24時間体制でパンダの健康と成長の状態を監視しています。今のところこの三つ子の赤ちゃんパンダの名前と公開観光時期はまだ明らかになっていません。性別を当てるクイズをインターネット上で行っています。

情報提供 Ara china
http://www.arachina.com/

http://homepage3.nifty.com/kamakurakoka/