8月16日(木)市内及び郊外観光

AM7:30起床。
昨夜の興奮をひきずって、元気いっぱい起きられるかと思ったが大マチガイ。
寝起きの時の体調の悪さときたらない。
(だる〜い・・・。もう、ダメだ。今日はもう、どこにも行けない・・・。)
と考え方も弱気でブルーになる。

まわりの空気、全体がどっしりと私に乗っかっているかのようで、その
重い空気をかき分けるかのように動きだす。

しかし、不思議なもので顔を洗い、着替え、朝食に向かおうとする頃には
だいぶ気分も良くなってくる。
一方、そーねいは依然ツラそう。

そ「私、呼吸が苦手なんよ。時々、気が付くと息止めてる。」     
り「えっ?! それはマズイよ。深呼吸、深呼吸。」
ただでさえ酸素の少ないこの土地で、積極的に酸素をとらなくて、どーする、
そーねい!!

軽く朝食をとり、AM9:30全員集合。
ク  「このメンバーは優秀ねっ! 全員、観光に参加出来てるじゃない。」
奥さん「皆さん、調子は如何ですか?」
そ  「ええ、なんとか・・・。」
23,24 「私らも別に・・・。」
ク  「な〜んかN社のツアーで来た方々、大変らしいわよぉ。
    飛行機チャーターして、バス3台で観光してるらしいんだけど、
    そのうちの1台、90%がダウン。何人か入院してまだ戻って来ない
    そうよ〜。」
全員 「へえ〜・・・。」
ク  「ツアーの日程、聞いたらねっ、着いてすぐ、そのまま観光だったん
    ですって! そうしたら、夜、バタバタと病院送り!大変だった
    らしいわよ〜。その点、私達は1日休憩だったじゃない?
始めはな〜んかもったいない気がしちゃったんだけど、今思うと
これが良かったのよねぇ。さすが、○○○?!」
おばちゃん、独断場である。

そこへ”謎”の新聞記者も登場。こころなしか顔色が悪い。
いったんロビーへと出てくるが、慌ててまた部屋へ引き返す。
みな、妙に彼の動きを見守ってしまう。

再び出てきた彼は、上着をはおい、どうも海抜4,800mに向かう準備を
してきたらしい。
なんだか顔色が悪い上に、ガイドの言うことを守ってか風呂にも入って
いないようで、顔が少々アブラっぽい。

奥さん「実は、彼が一番具合悪かったりして・・・。」

                             (つづく)
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