長野県での貸し切りバスの転落事故

管轄の役所から安全確保徹底の文書が郵送されてきました。
弊社ではバス業務は一切しないので特に関係はありませんが、それにしても悲惨な事故でした。
母校の学生も4名なくなりました。心からお悔やみを申し上げます。関係する方々にとってもこのできごとを受け入れるために膨大な時間を要することでしょう。
個人的な感慨になりますが、大学卒業前後は人生で最も希望に燃えていた時期でした(私は就職浪人したのでその時期が長かった)。
未来の見えない自分を持て余すほどでもあったけれど・・・
その頃の喜怒哀楽はその後の人生に深く刻まれ、何十年たっても思い出されるものです。
無限大の未来を一瞬にして奪われることになり、かわいそうでなりません。
ただ、学長のメッセージにもあったように、社会で起きたことは結局私たちが引き受けるしかありません。
バス会社や旅行会社を罰するだけでこのような事故がなくなるわけでもありません。
未来ある人たちには、よりよい社会にするため各自の専門領域や興味を磨いてほしいとお願いしたいと思います。
そのことがなくなった人たちへの供養にもなり、安全且つひとりひとりが幸福な社会の建設に資することにもなります。
怠惰な歩みを繰り返し結局のところなにものにもなれなかった個人的な後悔を込めて。