in桂林 by羊羹

今回から、桂林で日本語教師をされている羊羹さんの連載を
掲載させていただきます。
楽しい日常生活をお伝えいただくとのこと、どうぞお楽しみに!

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2006.2.26 お題(1):我回桂林・桂林に帰る

飛行機のチケットをお願いした縁で、港華さんのメールマガジン
連載させて頂く事になりました。
現在、広西師範大学で日本語の会話を教えながら、普通語の学習中。
読者の皆様、どうぞよろしく!

一時帰国して、冬休みを日本で過ごし、昨晩11時頃、桂林に戻り
ました。
空港からのタクシー代が通常は90元ぐらいなのに、75元と安か
った上、我が家の五階まで(中国の住居には8階以上でないとエレ
ベーターはないそうです。)で27キロものスーツケースを運んで
くれるというのにも驚いて、今度から長距離でタクシーを使うとき
は、この運転手さんに、お願いすることにしました。

近所に住んでいる生徒で、日本語科三年生の莫さん(チワン族の男
の子。小柄で黒ブチメガネの似合う温和な子だけれど、ヌンチャク
の使い手。)と、同居している莫さんの妹の恋人であり、英語科の
李さん(ハンサムで料理が得意。)二人が出迎えてくれました。

いつもこの子達の家で、洗濯機を借りて洗濯させてもらったり、な
にかとお世話になっております。莫さんのお母さんが、我が家の大
家さんの妹同然の仲という縁もあって、普通語があまり出来ない桂
林弁の大家さんとの通訳のしてもらってます。

そして、荷物を適当に片付けて「はー、今夜は疲れてるから早く寝
るぞ!」と硬いベットに横になってうとうとしかけた頃、ある生徒
から、電話がありました。
「ちょっと!今何時だと思ってんの?!ダメです。明日にして!」
と切ろうとしたら、緊急に私の意見が聞きたいとの事で、(この子
に以前、ちょっときつく叱りすぎて泣かしてしまったことがあった
のですが、その後、気持ちがスッキリしたとかで、それ以来、何か
と頼って相談してくるのです。)結局、寝たのは3時近くになって
しまいましたが、確かに重要な内容だったので、仕方ないと納得。
他の先生方や同級生には、決して口外しないことを約束して電話を
切りました。

中国ビザ 航空券 港華