2006.2.27 お題(2):紅娘な一日

本日、ちょうど桂林での日本語教師生活が、丸一年を迎えました。
大家さんのおばさんが、ドンドンドアを叩く音で目が覚め、日本で
は人様にお見せできない寝起き姿のままドアを開けると、帰国中に
あずかって貰っていた貴重品を、大雨の中わざわざ持って来てくれ
たのです。

「こちらから取りに行かないですんません。」などと頭を下げつつ、
成田空港で買ったまんじゅうなどを渡したのですが、大家の伯母さ
んは、なにやら興奮気味なイキイキした感じで・・・「良い彼氏を
紹介する。背も高いしお金もあるよ!人生ずっと一人では、病気に
なったときどうするんだ?」などというようなこと(桂林弁なので
ハッキリはわかりませんがそんなかんじの話。)を言うではありま
せんか・・・

即座にキッパリお断りしておきましたが、大家さんはありありと不
満げでありました。

桂林の気候は、温暖の差が激しく(夏は40度冬は0度)冷暖房設
備がほとんど無く、雨季には連日の大雨で大洪水と、気候が厳しい
せいか風邪ばかり引いていたので、大家さんが寝込んでいるときに、
三食作って持ってきてくれたり、掃除をしてくれたり、なにかと心
配を掛けてお世話になったのですが・・・その気が無いのでハッキ
リお断りです。

学校の先生方や、生徒たちまで、やたら紹介したい人がいる!とや
たら言われるので、親切心なのわかってても、これにはちょっとう
んざり。

今夜は、日本語科成人クラス二年生の生徒達が、先生!お帰りなさ
い!の会ということで、鳥鍋(鶏肉に、豆腐やレタス、にんじん等
)と、羊肉の炒め物を用意してくれました。
鳥インフルエンザになったらどうしますか?!」と、ワイワイ騒
いで美味しく頂きました。が・・・「先生!!私のお兄さんは良い
お兄さん。銀行員です。英語とても上手。カッコイイと思います。」
などと・・・始まってしまい・・・
本日は、紅娘(仲人の意味。有名な物語の中で主人の縁を取り持っ
た召使だそうです。)な一日でございました。
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