道教

流派
かつては、道教の教派が数多く、おのおのの基準によって呼び方も異なっていたが、今日では、道教の主な教派は南方の正一道と北方の全真道となっている。
正一道
正一道は宋、元代に形成された道教の一宗派です。正式な名称は「正一盟威之道」である。明代初期、当時の政府に認められた道教は、全真道と正一道しかありませんでした。張天師は首領として正一道の道士達に信奉されています。『正一経』を主要経典とし、道術として魔除けの札を書いて呪文を唱えることを主な活動でした。
一般的に、正一道の道士は、出家の必要がなく、道観と呼ばれる住宅に住む必要もありません。普通の人間のように結婚して子供を育てることができます。正一道の道士の特徴は荘子巾を被っています。
全真道
全真道は全真教と呼ばれることもあります。北宋末から南宋初めに、陝西の終南山で王重陽によって創立されました。全真道の教義は、鐘離権、呂洞賓の内丹思想を継承しています。これに、三教(儒、仏、道)を一にし、三教平等をアピールする一方、道教儒教で解釈されている核心も全部“道”のことだと確信しています。『道徳経』、『般若心経』、『孝経』が道士の読むべき書籍です。全真道の道士は、一生結婚できずに出家制度を忠実に実行すべきとされています。全真道の道士は髪を伸ばし、混元巾を被っています。
全真道の誕生の地は、山西省永済の「永楽宮」(呂祖)、陝西省戸県の“重陽宮”(王重陽祖師)、北京の“白雲観”(丘祖)とされています。

情報提供 Ara china
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