雲南旅行

読者の sk さん から この年末年始の雲南行き家族旅行の模様を
主に乗りつぎ中心にレポートいただきました!
skさん、詳細かつ率直なレポありがとうございます。
今回は往路の様子について紹介します。
(2008年の内容です)

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12月29日(土)
<羽田―虹橋>
・モノレール移動
私たちは天王洲アイルからの乗車でしたが、
国際線はどのターミナルで降りればよいのか調べておらず、
車内を見渡したところ、
路線図の「第2ターミナル」の下に小さく「国際線」とあるのをみつけました。
浜松町駅にはなんらかの表示があるかもしれませんが、
途中駅だとなにもありませんでした。

・羽田にて
第2ターミナルについたものの、
どこへ行くべきかの表示がなく
(あったのだと思いますが、あったとしても大人2人が見落とすほどです)、
そのまま国内線の出発ロビーまで上がってしまいました。
仕方なく国内線チェックインカウンターで聞くと、
ロビーをずっと歩いて移動しなければならないようなことを説明されましたので、
進んでいると、さきほどの人がすぐに追いかけてきました。

「申し訳ありません」といって手渡された紙は、
「ソウルへお越しのお客様へ」というもの??

・・・とにかく国際線は、
モノレールの改札階(到着ロビー・2階?)で外へ出て、
9番乗り場から無料シャトルバスで国際線ターミナルへ移動するということがわ
かりました。

バスは5分おきぐらいに第1〜第2〜国際線〜第1というようにターミナル間を
巡回していますので、
反対に帰国の際は第1ターミナルでバスを降りたほうが
モノレールに近いということになります。
紙には移動時間15分と書いてありましたが、
実際は第2から国際線ターミナルへはものの2〜3分です。
15分とは巡回の総時間なのだと思いますが、わかりにくい書き方です。

このバスがまたとっても場違いで、
大荷物をもった客が乗るにもかかわらず、荷物置き場もなく、
車内に普通の座席と段差がある路線バス仕様。
そのため乗降口付近で客が止まって奥へ進まず、
奥の方が半分カラの状態なのに、待っている人が全員乗れないまま発車です。
係員も誘導しないので、客は自分でなんとかしなければならない状態です。

ちなみに帰国の際は、
入り口で止まっている男性に荷物を上にあげて奥に進むように頼みましたが、
「そちらが行ってくださいよ、私はすぐ降りますから」という自己チューな態度
で返されたので、
まだ中国式戦闘モードだった私はつい強気に、
「みんなすぐ降りるんです、
うしろの人が乗れませんから協力してもらえませんかね」と言ったのですが、
無視されました。
日本ではみんなが思っていることでもなかなか口に出せませんし、
最近は下手なことをして刺されたなどということも無きにしもあらずなので、
本来は係員かドライバーが率先して車内で誘導するぐらいのことがあってもよ
いでしょう。
羽田側としては、次のバスはすぐ来るからいいじゃないか、ってことかもしれま
せんが、旅の先を急ぐ客の心情をちっとも考えてませんね。

国際線ターミナル
プレハブ作りのいかにも仮のターミナル、ここでもまた、表示がわかりにくい。
夫が、「上海」ではなく、「虹橋」行きの列ははここですかと聞いたのもよく
なかったのですが、
慌ただしく「はい」と言われて列に並んでいたら、
荷物検査まできた段階で違うフライトだと言われました。

しかも係員はすぐにMUのチケットを認識できず、マニュアルを調べて答える始末。
こちらも慌ててJALのラインに並び直しました。
進んでいくと、私たちの目指すべきMUのカウンターは、
正面からちょうど見えない角度にありました。
ラッシュでお客が多いのもあり、
すぐには自分の行くべき場所がわかりませんでした。
なにしろ、チェックインカウンターへの列の入り口には、

手作りの紙で「JAL」か「ANA」としか書いてなかったので、
自分がどの会社との共同運行便かをわかっていない客は混乱してしまいます。

こんな感じでカウンターまでたどり着いたのがすでに離陸1時間前です。
係員に「まだだいじょうぶですよ〜」と優しく言われましたが、
その前にやることやっとこうよ、と心のなかで思いました。

そのほかの出国手続き等は比較的スムースで、搭乗・離陸は定刻どおりでした。
羽田もだんだんと改善されると期待はしますが、
かつて栄華を誇った国際空港としてはあまりにも準備不足という気がしました。

ちなみに機体は747-400。
パーソナルビデオなど設備はよく、機内の食事は普通においしかったです。

その点はJALですね。

・上海虹橋空港
ほぼ定刻どおりに到着。バスでターミナルまで移動し、入国手続き。
五輪前で指導が行き届いているのか、
審査官が明るくあいさつまでしてくれたのにはびっくりです。

カウンターの上にある、
服務態度が気に入ったら押すボタンを思わず押してしまいました。

国際線―国内線乗り継ぎで、
荷物はスルーで行かないということを羽田で確認したので
(こちらから聞いたら調べてくれました)、
いったんここで引き取ります。

スーツケースをもったまま次の乗り継ぎ便まで4時間近くあるので、
夫がだめ押しでもっと早い便がないか聞いてみましたが、
やはり今日はこの1便しか飛ばないとのこと。
朝の羽田でなんだかヘトヘトでしたので、
休めるところを探そうと訊問処の小姐に聞きましたけど、
外国人だとみると知らんぷり。
国内線部分には五輪指導がなかったかとあきらめて、うろうろ聞きまわったら、
空港と直結しているホテル(名前を失念)で休憩できるとの情報。
そこで仕方なくバカ高い料金を払い
(シーツのくさいボロボロの部屋で70元/1h)、
2時間ほど寝ました。

<上海ー麗江
麗江行きの1時間にカウンターでチェックイン。問題なし。
表示はわかりやすいし、係員も英語で場所を教えてくれました。
だいたい、国内線のチェックインはどこも離陸1時間前に始まって、
30分前に締め切るようですね。
今回の空港はどこでもチェックイン時間がカウンターの上に
明確に表示してありました。

なお、チェックイン時、
ボーディングカードと一緒にチケットの半券を一緒に返されましたが、
この半券も搭乗時に必要になりますので、
無くさないように持っておかなければなりません。
なお、これは大理?西双版納、西双版納?上海間ではありませんでした。
まあ来る度に何らか手続きが変わっているので、
次回はまた違うことを言われるかもしれませんが。

今回気づいたのは、
中国の金属探知器は過剰なまでに感度がよいということです。
あのゲートをくぐる度に私は必ずピーピーと鳴って止められましたが、
何に反応しているのかと思えば、下着の小さい金具に反応しているのです。
なのでできるだけあらかじめベルトなんかもハズしておいたほうが
スムースかもしれません。

機内で食事1回

(次回 麗江に続きます)
中国ビザ 航空券 港華