お題:桂林旅行の印象

 ちょっと、時間がたってしまいましたが、桂林での引っ越す前、
最後に旅行したので、桂林の旅行記を書きたいのですが、描写が
非常に稚拙。悩んでしまって・・・
結局、美しい風景というものは、自分の目で見て、皮膚で感じて、
その足で地に立つ以外はないと思います。すみません。(旅行記
は山ちゃんが行くの方で、お楽しみください。)
特に、私個人としては、鍾乳洞が面白かったんです。
子供の頃の遊園地の探検船のように、暗闇の鍾乳洞の中を船で進
んだりして、上にはコウモリが!とか、いろんな色のライトで妖
しく照らされていたり、小さな滝が流れていたり、一年中温度が
保たれているため、大きな瓶に酒が醸造してあったり、観光客の
多い時期には、中で少数民族が歌ったりしてくれるらしいです。
これは体験できなくて残念でした。
不気味な感じで、面白かったです。
(一番期待してた漓江の川下りよりも、興奮しました。)
桂林の中心地より、タクシーで一時間ぐらいで行かれます。
もっと近くにも小さいものがあるそうですが、あまり面白くない
そうで、これは足を伸ばして正解でした。鍾乳洞内を歩く際は、
地面がツルツルで滑りやすいので、絶対に運動靴で行ったほうが
いいですよ。サンダルでしたので、なんども転倒しそうになり怖
かったです。
 川下りは、期待しすぎちゃって、イメージとあまりのギャップ
が・・・。
小さな小船で、ゆらゆらと墨絵の世界を逝く・・・みたいな夢を
描いていたのですが、外国人専用の豪華客船(外国人はこの船に
乗らなくてはダメだというので)で、なんだ・・・ってかんじ。
猛烈にいいお天気だったので、外に出て甲板の上から見ると、日
差しで焼き焦がされそうで、山々の中を進んでいく感じは楽しい
のですが、暑さに耐え切れず(真夏と真冬はあんまりよくないよ
うです。ベストシーズンは4,5,6,10、11月。特に曇り
の日が最高だそうですよ。)
すぐに座席に退散して、ドイツ人の老夫婦(弁護士を引退してか
ら、二人で世界中を旅して周っているというセレブなおふたり。)
との会話に熱中。あんまり景色もちゃんと見なかった・・・。
で、なんとなく、今夜、これで帰るには、ちょっと物足りないね
え・・・って話で、予定してなかった雑技と踊りがくっついたよ
うな、夜、市内のニューバレーサーカスに、案内してくれた元生
徒のガイドが、顔が利くとかで、格安で見に行きました。
これが、予想以上に超!楽しかった!!!やっぱり、テレビとか
で雑技をみたことはもちろんあるんですけど、一番前の席で、汗
が流れるのも見える距離だったので、(舞台全体を楽しめるほう
が良いから、もっと後ろの席のほうがいいですよといわれたので
すが、なるべく前でみたかった。)大興奮いたしましたねえ〜!
隣のインド人の家族も、大歓声を上げていたので、一緒になって
ぎゃーぎゃー大騒ぎで楽しみました。
私は、本当に運動とかスポーツが大の苦手なので、心から尊敬し
てしまいます・・・素晴らしい!素晴らしいわ〜。
そして、何より嬉しかったのは、公演終了後、出演者と直にロビ
ーで記念撮影や握手、お話も出来ちゃうんですよ〜感激!!!
特に注目してた素敵な出演者を探して、しっかり握手して、一緒
に写真を撮ってもらって大満足。(私の場合、本来、アウトドア
派ではないので、こういった観光の方が向いているのかもしれま
せん。ミーハーだし。←死語ですか?)市内の便利な場所にあり
ますから、歩き回って疲れた夜とか、景色だけじゃなくて、ちょ
っと街で楽しみたい方はお勧めですよ。
そして、有名な刘三姐(1000人の少数民族が、伝説の少数民
族の歌姫の物語を、山水の自然を舞台に繰り広げるスペクタクル
な幻想ミュージカル、あの!チャン・イーモウ演出)も、皆に勧
められて見に行ったのですが、運が悪かったです・・・。
後ろの席の家族の余計なおしゃべりがすごくて、全然集中できな
い!家でテレビでも見ながら話してるような気分なんでしょうか、
どうでもいいような話を大声で延々と(何で見に来たんだよ?っ
てかんじ)・・・芸術作品なので、こういうのは厳粛な趣で鑑賞
したかった。イライラして困りました。世界に入り込めなかった
ので、堪能し切れませんでした。残念。やっぱり、こういうとき
は、下手にケチらず、ちょっと奮発して良い席を予約しておけば
よかった!と、悔やまれてなりません。
こういう大自然の中で、実際の水牛とか松明の炎とか、少数民族
の響く歌声、日本ではありえない大スケールで展開するので、凄
いものですよ・・・ああ、悔やまれる(涙)

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